病気に備える保険には、医療保険や疾病特約があります。どちらも入院したときに1日当たりいくらもらえるかという、「入院給付金」の保障がメインになっています。
入院給付金には、1回の入院で最大何日、給付金が受け取れるかという限度日数が決まっています。
限度日数は長いほど安心ですが、その分保険料は高くなるので、何日がよいかは判断が難しいところです。
厚生労働省の「患者調査」(2005年)によると、平均入院日数は37・5日。治療の内容によっては長期になるものもありますが、胃ガンで34.6日、大腸ガンで30.7日、心疾患で27.8日ですから、多くの場合40日以内で退院していることになります。
医療保険などの1入院の限度日数は60日、120日、180日などの種類がありますが、60日でも十分かも知れません。限度日数が長いものに加入するより入院給付金の日額をアップしたほうが有利になるケースも多くあります。
たとえば、入院給付金日額が5000円で限度日数120日タイプと、日額1万円で限度日数60日タイプがあった場合、60日の入院では前者が30万円であるのに対し、後者は60万円。入院が120日であれば、前者も後者も60万円です。保険料が同じであれば、入院日額を優先したほうがよいかも知れません。
(マネーライター・向山 勇)
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