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暮らしのマネー 家計ピンチさん集まれ!やりくり上手をめざしましょう

人にはなかなか相談しにくいお金の悩みに、
経済ジャーナリスト・荻原博子さんがズバリ回答!

2008年05月14日 更新

荻原博子さん

 
 

本格的に働き始めたいけれど、手当や税金が気になる・・・。103万円以内で働くべき?(埼玉県・34歳)


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103万円の壁は税金の計算、130万円の壁は社会保険の取り扱いが変わる問題だということを、まず知っておいて。

税金面では103万円を超えても所得税率は5%(別に住民税が10%かかる)なので大きな負担にはなりません。また103万円を超えると、夫の所得に対する一律38万円の配偶者控除が受けられなくなりますが、その代わり141万円までは所得に応じて配偶者特別控除(103万円超えで控除額38万円、141万円では3万円と徐々に減少していく)が受けられます。なので、103万円の壁はあまり気にしなくていいでしょう。

それよりも問題なのは所得が130万円以上になると夫の扶養から外れることです。勤務日数や勤務時間が正社員の4分の3以上であれば勤め先の厚生年金や健康保険に加入できるのですが、それができないときは国民年金と国民健康保険に自費で加入しなければなりません。年金でいえば第3号被保険者から第1号被保険者になるということで、国民年金と健康保険の保険料負担は年間20万円程度にも。つまり(130万円未満の)129万9999円の人と、130万円から140万円くらい稼いだ人では、後者のほうが所得が多いのに手取りが少なくなってしまうのです。130万円までならよいのですが、これを超えるのであれば“決心”をして、160万円とか180万円まで稼がないとソン。夫の収入がなかなか増えない現状では130万円を超えて働けるということは、家計には大きなプラスになります。

扶養手当がもらえる103万円までがいいのか、130万円までがいいのかは、現在もらっている扶養手当の総額以上に、あなたが働けるかどうかも考慮して決めてください。

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