人にはなかなか相談しにくいお金の悩みに、
経済ジャーナリスト・荻原博子さんがズバリ回答!
2008年03月12日 更新

9歳の息子がむだづかいしないよう、お金の大切さを教えたいんですが、どうすればいい?(奈良県・35歳)

9歳の子どもなら“自分がもらったものは自分のもの”という意識を持つので、母親がお年玉などを問答無用で取り上げるのは難しいでしょうね。でも「お金の大切さを教えたい」というあなたの思いはとてもよいことなので、子どもには「あなたがお金の大切さがわかるようになるまでママが預かります。ただし一つだけ欲しいものを買ってもいい」と説得したら?
買い物モード全開なときは「一つだけ」といっても迷って決められないと思うので、欲しいものをリストアップさせ、欲しいもの順に番号をつけさせ、何がいちばん欲しいのかをはっきり認識させる。お年玉は、大人の世界ならボーナスのような臨時の収入ですよね。子どものうちから“臨時収入は全部使う”という変なクセをつけず、必要なものだけ買って残りは貯金するという習慣をつけたほうが、将来の本人のためになります。もし欲しいといい出さなかったら、全額貯金すればいいと思います。
また、月々のお小遣いは、子どもからいい出すまで渡さなくていいでしょう。
小遣いの渡し方はいろいろです。毎月定額を渡してやりくりを覚えさせようという家、家の手伝いをした対価としてお金を渡すことで労働の尊さ・たいへんさを教えようとする家、小遣いとしては渡さず必要なものを買い与えるという家――どれがいい悪いではなく、小遣いに対する親の考え方で決めるといいでしょう。
小遣いを通して計画的にお金を使うこと、我慢することを身につけることは、子どもにとって大切なことですよ。
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