銀行と信用金庫の違いというと、銀行は「大規模・広範囲」、信用金庫は「小規模・地元密着」という印象ではないでしょうか。これは、ほぼ正解です。
信用金庫でも預金、ローン、為替など銀行と同様の業務を扱っているため、機能面で差はありません。しかし、信用金庫は1951年に施行された信用金庫法によって、地域の中小企業や地域住民のために設立されました。そのため、限定された地域を対象に営業をしています。つまり営業できる範囲が地元に限られているのです。個人であれば、その営業地域に住んでいるか、職場が営業地域にないと取引ができません。信用金庫の中には高金利の預金や宝くじ付き定期預金などユニークな商品を販売しているところも多くありますが、遠いところの信用金庫は利用できないのです。
また、銀行は営利を目的とした株式会社であるのに対し、信用金庫は非営利の協同組織という違いもあります。
ちなみに、従業員が300人を超え、資本金が9億円を超える大企業は、いくら地元であっても信用金庫と取引することはできません。
(マネーライター・向山 勇 2007年11月)
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