上がりそうでなかなか上がらない国内金利。しかし、上昇をはじめると、どんどん上がっていく可能性もありますので、住宅ローンを借りている人は注意が必要です。
全期間固定の住宅ローンを借りている人は問題ありませんが、変動金利や期間の短い固定選択型を利用している人は、金利が上がることによって返済額が大幅に増える可能性があります。
たとえば、35年返済で3000万円を借りた場合、金利が1%であれば、年間の返済額は約102万円ですが、金利が2%になると約120万円にアップします。約8%の負担増です。さらに3%になると、年間返済額は約139万円。なんと約36%の負担増に。これでは家計が破たんしかねません。
金利が本格的に上昇する前のいまのうちに、もう一度考えておきましょう。
(マネーライター・向山 勇 2007年12月)
住宅ローンは、基本的に毎月一定額を返済していきますが、まとまった資金ができたときには、その分を返済にあてることができます。これを「繰り上げ返済」または「一部繰り上げ返済」といいます。この繰り上げ返済は返済額を有利にする効果があります。
たとえば、2000万円を返済期間30年、金利3%で借りると(元利均等返済)、毎月の返済額は約8万4000円(ボーナス返済なし)です。第1回目の返済額の内訳を見ると、元金部分の返済は約3万4000円で利息部分が5万円。このときに繰り上げ返済をすると、返済したお金は元本部分に充当され、利息部分は免除されることになります。つまり、3万4000円支払うと、5万円の利息が支払い不要になるということ。結構、効果が大きいですよね。もちろん、繰り上げ返済をするためには、一般的にまとまったお金が必要ですが、しくみは同様です。
利息の比率は、借入れ当初のほうが高くなりますから、繰り上げ返済は早いほど有利です。
(マネーライター・向山 勇 2007年11月)
長く続いたゼロ金利政策が終わり、日本銀行が金利を上げると世間は大騒ぎ。たくさん預金を持っている人は、利息が増えますね。逆に住宅ローンがある人は、変動金利で借りていたら、返済額がアップします。
今、住宅ローンがある人は、今一度、金利固定期間を確認してみて。全期間固定金利の人はそのままでOK。固定期間が2〜5年型その後変動金利という人は、固定期間が終了したあと、月々の返済負担が上がる可能性が大なので、覚悟して。金利の固定期間が短い人、全期間変動型という人は、借り換えを考えた人がいいかもしれません。
10年固定型という人も多いと思いますが、その人たちはお金を預金するのではなく、どんどん繰り上げ返済に回しましょう! 繰り上げ返済は利息よりずっとトクなんです。
(マネーライター・坂本君子 2007年4月)
住宅の広告を見ながら、マイホームが欲しいと思っているそこのアナタ。その物件はおいくらですか? そのほかに諸費用もかかるんですよ〜。
まず、マイホームを買うと、印紙税、登録免許税、不動産取得税、登記手数料などがかかります。住宅ローンを借りると、印紙税、登録免許税、登記手数料、ローン事務手数料、ローン保証料、団体信用生命保険、特約火災保険料、特約地震保険料などがかかります。これらを足すと、物件価格の約10%、4000万円の新築物件なら400万円もかかるのです。
そのほかに引っ越し費用や、新しい家具や家電も欲しいでしょう。これらはローンではまかなえません。現金で準備しなくてはならないことを、頭に入れておきましょう。
(マネーライター・坂本君子 2006年12月)
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