ネットやATMを利用すれば、銀行の振込手数料料は結構安くなりますが、積み重なると結構な金額になります。そこ点、郵便局を利用すれば、窓口でも140円で送金ができるので、手数料を節約することができます。さらに、2008年9月30日までは、民営化キャンペーンとして、ATMからの送金が無料です。何度送金してもタダ! うれしいですね。
キャンペーンではありませんが、今年から郵便局で年賀状の印刷も取り扱うそうです(今年の取り扱いは2007年12月14日まで)。4つのカテゴリーで全79種類の中から好きな絵柄が選べます。なかには、ディズニーやキティーなどのキャラクターのものもあります。
「年賀状はやっぱり自分で作りたい!」という人は、郵便局のホームページからイラストをダウンロードすることもできます。もちろんタダ。年賀状向け以外のイラストも数多く用意されています。
(マネーライター・向山 勇 2007年10月)
民営化によって、郵便局の商品やサービスはどう変わったのでしょうか? 大きな違いは国の保証。2007年9月までは、郵貯、簡保ともに国の保証がありましたが、10月以降は、民間の銀行や保険会社と同じ扱いになりました。ただ、9月末までに預けた定額貯金や定期貯金のなど満期のある貯金、9月末までに加入した簡保は、満期まで国の保証が続きます。
民営化でスタートした新しい商品やサービスはまだ少ないのですが、今後、住宅ローン、自動車保険、医療保険、変額個人年金保険などの取り扱いが始まる予定です。
また、郵貯の預け入れ限度額、簡保の加入限度額はこれまでと変わらず、原則1000万円ですが、これもいずれ引き上げられるでしょう。
一方で12月には銀行の保険販売が全面解禁される予定なので、銀行の品揃えもますます広がりそう。郵便局と銀行は大きなライバルになりそうですね。競いあってサービスが向上することを期待しましょう。
(マネーライター・向山 勇 2007年10月)
最近、郵便局に行った人は、何だか雰囲気が変わったことに気付いたはず。この10月の民営化でロゴマークやスタッフ郵便局の制服も変わり、新体制で再スタートしたのです。
これまで郵便局は日本郵政公社が運営していましたが、民営化によって5つの会社に分割されました。(1)日本郵便、(2)ゆうちょ銀行、(3)かんぽ生命、(4)郵便局、(5)日本郵政、です。
(1)から(3)はこれまでの郵便局の業務をそれぞれ別会社にしたもの。ただ、これらの会社は、商品の企画や開発をするのが役割です。実際に郵便、貯金、かんぽの受付などをするのは、(4)の郵便局です。つまり、(1)から(3)の会社は、メーカーのような存在で、(4)は販売代理店的な位置づけです。(5)の日本郵政は、(1)から(4)の4社の株式を保有する会社です。持ち株会社とよばれます。
何だか複雑になった組織ですが、問題はサービスが向上したかどうか。郵便局に行く機会があったら、あなた自身の目で評価してみてください。
(マネーライター・向山 勇 2007年10月)
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