銀行と信用金庫の違いというと、銀行は「大規模・広範囲」、信用金庫は「小規模・地元密着」という印象ではないでしょうか。これは、ほぼ正解です。
信用金庫でも預金、ローン、為替など銀行と同様の業務を扱っているため、機能面で差はありません。しかし、信用金庫は1951年に施行された信用金庫法によって、地域の中小企業や地域住民のために設立されました。そのため、限定された地域を対象に営業をしています。つまり営業できる範囲が地元に限られているのです。個人であれば、その営業地域に住んでいるか、職場が営業地域にないと取引ができません。信用金庫の中には高金利の預金や宝くじ付き定期預金などユニークな商品を販売しているところも多くありますが、遠いところの信用金庫は利用できないのです。
また、銀行は営利を目的とした株式会社であるのに対し、信用金庫は非営利の協同組織という違いもあります。
ちなみに、従業員が300人を超え、資本金が9億円を超える大企業は、いくら地元であっても信用金庫と取引することはできません。
(マネーライター・向山 勇 2007年11月)
さきごろ総務省が発表した「情報通信白書」(平成19年版)によると、年収が高いほどインターネットの利用率が高く、情報格差が経済的格差につながる可能性があるとか。これって、ネットを利用しないと貧乏になってしまうってこと!? 大変な時代ですね。
でも、その兆候は金融業界にもあります。普通の銀行より金利が高いネット銀行や地方銀行のネット支店はネットを利用していなければ、使えません。
たとえば、ソニー銀行では、定期預金1年ものの金利は0.885%(7月25日現在/10万円以上100万円未満の場合)。一般の銀行では0.35%程度なので、2倍以上です。
地方銀行のネット支店も穴場。近くに支店がないと利用できないと思いがちだが、ネット支店なら全国どこからでも口座が開設可。
たとえば、泉州銀行のダイレクト支店で定期預金の1年ものの金利は0.65%(7月25日現在/300万円未満の場合)。入金や引き出しは三菱東京UFJ銀行(時間内無料)や郵便局のATMが利用できます。
(マネーライター・向山 勇 2007年8月)
ちょっと歩けば銀行のATMがあるのに、つい近くのコンビニでお金を引き出してしまう、という人いませんか? 時間によっては引き出し手数料が210円かかることもあるので、度重なると結構な出費になってしまいます。そこで、ゼロバンクがお勧めです。
これは、サークルKサンクスに設置されているATM。銀行、信用金庫、信用組合、農協、漁協など約1600 の金融機関のキャッシュカードが時間内なら引き出し手数料は無料。現在設置されているのが東京、千葉、埼玉、神奈川、愛知、岐阜、三重の8都県で、全国どこでもというわけにはいきませんが、近くにある人はぜひ利用してみて。
それ以外の地域に住んでいる人は、銀行のポイント制度を利用しましょう。仕組みは銀行によって変わりますが、預金残高、公共料金の引き落とし、ローンの利用など取引状況によって、コンビニATMを無料で使えるケースが多くあります。1つの銀行に取引を集中させれば、簡単にクリアできるかも?
(マネーライター・向山 勇 2007年7月)
銀行にお金を預けておいてもなかなか増えないですよね。かといって、投資をするのはちょっと怖いという人も多いのでは。そんな人には懸賞金付き定期がお勧めです。これは、主に信用金庫が扱っている商品。定期預金を預けると抽選権が与えられ、賞金があたるというものです。
もちろん、金利もつきます。多くの信用金庫では通常の定期預金と同じ金利になっています。つまり、定期預金を預けるなら賞金のチャンスがある分、トクするというわけ。
たとえば、城南信用金庫の懸賞金付き定期預金「スーパードリーム」の場合、10万円につき1本の抽選権が与えられ、1等の賞金は10万円。とくにボーナスシーズンは懸賞金付き定期を募集する金融機関がありますので、チャンス。買い物の途中で近くの信用金庫に寄ってみては? おこづかいが増やせるかも知れませんよ。
(マネーライター・向山 勇 2007年6月)
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