座席を譲られるよりも嬉しい!? ベビーカーや子連れには「狛犬ポジション」がありがたいとTwitterで話題

#くらし   

電車に乗る時、「できれば座席に座りたい」という人が多いはず。ただ、中には座席に座るよりも“狛犬ポジション”と呼ばれるスペースをありがたいと思う人も。

ベビーカーを押すママさんや子連れの親御さん、大荷物を持っている人にとって助かる「狛犬ポジション」について、Twitter上では様々な声が上がっています。

■ベビーカーを押すママさんにとって座席よりもありがたい「狛犬ポジション」

狛犬ポジションとは、電車のドア脇のスペースのこと。扉の両サイドで向き合っている人の様子が、神社の狛犬に似ていることからこのネーミングになったようです。

特定の人にとって非常にありがたい狛犬ポジションですが、特にベビーカーを押しているママさんにとっては、ベビーカーを壁や仕切りにつけて置くことで安定感がでるため、座席を譲られるよりも嬉しいとか。他の乗客の邪魔になりにくいことや、ベビーカーを支えながら自分も寄りかかれるといった点も嬉しいポイント。

Twitter上には「狛犬ポジション、ベビーカー押してる女性に譲ったらかなり感謝された」「ベビーカーと一緒に電車に乗る身としては、降りるときに気を遣わなくていいあのスペースが本当に助かる!」といった体験談も少なくありません。

子連れの親にとっても狛犬ポジションは便利なスペース。中には座るとグズってしまう幼児もいますよね。窓に近い狛犬ポジションを親御さんに譲ってあげることで、子供に外の景色を見せることができ、グズり対策になるみたい。「車内で騒いでた子供が狛犬ポジションに行ったら泣き止んだ…狛犬ポジションの威力すごい」といった声も聞かれます。

■意外と多い狛犬ポジションを必要とする人たち

ベビーカーや子連れだけでなく、狛犬スペースを譲られると助かる人は多い様子。例えば腰痛を抱えていて座るのが辛い人や、足の骨折のために立ち座りの難しい人にとってはベストポジション。

また「網棚に乗せられない荷物を持ってる時に座席に座ると荷物が邪魔になるから狛犬ポジションにいたいんだよね」「楽器持って電車に乗ると混んだとき辛い…。壁と仕切りで楽器を守れる狛犬ポジションがベスト!」との声も聞かれ、大荷物を抱えている人などにとっても便利なようです。

■利用の仕方によっては人の迷惑にもなる!?

ただ、狛犬ポジションを利用するには注意も必要。ベビーカーは電車が動いている間は安定性があって便利ですが、人の出入りがある時にぶつかられやすく危険な面も。また出入り口付近だけに大勢の人が乗降車する邪魔にならないよう、気をつけなければいけません。「扉の脇のスペースで新聞読まれるとすっごい邪魔!」「でかいバッグ狛犬ポジションに置くのはいいけど、しゃがみ込むのはOUTでしょ」といった苦情もチラホラ。利用する際は周囲にしっかりと気を配りましょう。

特定の人にとって非常にありがたい狛犬ポジション。ベビーカーを押すママさんや子連れの親御さんなど、譲り合いの精神で場所を代わってあげればきっと喜ばれるはずですよ。

【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

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