仕事と子ども・家事の間でつのるモヤモヤは、こう解決しよう!

#くらし   

最近働き始めたママ、ずっと働いているママ。どちらも気になるのは、子どもや家のことでは? 働くママにありがちなお悩みに、キャリアカウンセラーの小島貴子さんがずばりアドバイスしてくれました!

【悩み】子どもが寂しがっていないかしら?

【小島さんのアドバイス】

●何が「寂しい」のかを聞き、ことばでしっかりフォローしてあげて

家庭から外に出ると、子どもにも子どもの社会ができます。ずっとそばにいてくれたママがいないという緊張やストレスが「寂しい」ということばに。何が寂しいかを聞き、「よく我慢したね」などことばでしっかりフォローして。「ママも職場で我慢したんだよ。一緒だね」と親自身の「寂しい」を子どもへ伝えると、自分だけじゃないんだと安心していきます。

【悩み】家事が手抜きになりがち、と家族は不満では?

【小島さんのアドバイス】

●家族でよく話し合うことが大切。分担を再確認しては?

家庭内の誰かが働くということは、個人の問題ではなく、家族の問題です。家事について家族がどう思っているか、まずは話し合うことが一番。そのうえで、分担を再確認したり、振り分け直したり、不満点の改善方法をみんなで探しましょう。体が一つしかない以上、ママだけで仕事と家事を「両立」させることは幻想。一人で背負い込まないで。

気になるモヤモヤは一人の胸に抱え込まず、オープンにして解決法を見つける。なるほど、家庭でもコミュニケーションが大切ということですね。悩んでいる人は、早速“スッキリ”に向けて踏み出して。

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Information

教えてくれたのは:小島貴子さん
キャリアカウンセラー、東洋大学理工学部准教授。2児の母。専業主婦を経て職業訓練指導員に。本誌連載「女は続くよ どこまでも」の回答者としても活躍。

イラスト=近藤圭恵 編集協力=岸田直子

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