【お金のトクする話】「フィンテック」って聞いたことある? 知らない人は早速チェック!

#くらし   

「節約はしてるけど、お金の話は苦手」という人は多いもの。でも、知らないでいるとソンするお金の情報はいっぱいあります。例えば、最近よく耳にする「フィンテック」。まだよくわからない、という人にわかりやすくご紹介します。

【「フィンテック」で暮らしがどんどん変わる】

最近よく聞くこのことばは「ファイナンス(金融)」と「テクノロジー」を組み合わせた造語。IT技術を組み合わせた新しい金融サービスが広がっています。フィンテックに関する報道でよく出てくるのが仮想通貨。円やドルなどのように紙幣や硬貨があるお金ではなく、ネット上で取り引きされるお金です。銀行などを介さず世界中へ送金ができるため手数料が安くすみ、実際のお店での支払いにも使えます。家電量販店のビックカメラも仮想通貨での決済を試験的に開始。三菱東京UFJ銀行は独自の仮想通貨の開発を進めています。

また、スマートフォンの普及により、QRコードを読み取るだけで支払いができたり、友達への送金ができるアプリが増加中。スマホを介した取り引きや決済サービスはどんどん増えてくるでしょう。現金やカードなしで出かけても困らない時代が始まっているのです。

さらに、よく耳にする「AI(人工知能)」を活用したお金のサービスも増加中。健康状態を集めたビッグデータをA Iが分析、よりきめ細かく保険料を設定する医療保険が開発されています。また、資産運用へのアドバイスを行なう「ロボット・アドバイザー」も金融各社が取り入れています。これらのうち、私たちに身近なサービスを下に挙げてみました。

【新しいお金のサービスが増えている】

●キャッシュカードなしでお金が下ろせる

セブン銀行とじぶん銀行が始めた「スマホATM」。じぶん銀行ユーザーがスマホのアプリを使いQRコードを読み込む方法で、セブン銀行ATMから現金を引き出すことができる。

●割り勘アプリが続々登場

幹事がスマホアプリを通じて参加者に代金を請求すると、それぞれが電子マネーやクレジットカードでの決済等で支払うことができる。「paymo(ペイモ)」「Kyash(キャッシュ)」など。

●お釣りで貯金や投資も

カードや電子マネー、デビットカードで買い物したお釣りの端数を投資や貯蓄してくれるサービスも続々。「finbee(フィンビー)」(自動貯金サービス)、「ウェルスナビ」(ロボアドが自動投資)など。

現金やカードなしで出かけても困らない時代が、もう始まっているとは! よくわからない、知らないから……とスルーしていたら自分が不便になったり、ソンしたり。まずは身近なサービスから利用してみては?

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イラスト=加納徳博 編集協力=松崎のり子


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