飲み会に行かず恋人も作らない…一種の精神疾患とも言える“ペット依存症”の実体とは?

#くらし   

ペットを飼っていると、餌やりや散歩など何かと時間を取られるもの。中にはペットとの時間を大切にしすぎて他のことを顧みない“ペット依存症”に陥っている人もいるようです。

■ペット依存症の実態に「もしかして私も?」の声

6月26日に放送された「好きか嫌いか言う時間」(TBS系)でも“ペット依存症”について取り上げました。番組に登場した専門家は、ペット依存症はただペットに強い愛情を注ぐだけでなく「動物を飼っているがために、飲み会にも行かない、恋人も作らないで動物に(精神的に)頼っている人」だと説明します。一種の精神疾患とも言えるそうで、“うつ病”や“晩婚化”など現代の社会問題とも深くかかわっていると紹介されました。

これには視聴者から「あれ、もしかして私のこと?」「ヤバい、飲み会とか参加せずにペットと遊んでるけど… 当てはまってる!?」「恋人とか作らなくてもペットがいればいいやーとか思ってた私はペット依存症かも(恐怖)」といった声も多く、危機感を感じた人も少なくないようです。

■10年間無職で7匹の猫が中心の生活

番組ではペット依存症の47歳の女性を取材。女性はワンルームアパートで猫を7匹飼っていました。10年間無職だと言い、家賃や光熱費などは70歳を超える親が払ってくれているとのこと。

女性はペットの事で動物愛護団体に相談し、代表者が部屋を訪れたのですが、映し出された部屋の中はいくつものケージが置かれ、居住空間は衣類や生活用品が乱雑に散らかっています。さらに代表者は「塩素の臭いで倒れそう」とコメント。これは女性が普段から猫の排泄物の臭いを消すために、トイレや床など、部屋のあらゆるところに塩素系の漂白剤を撒いているのが原因。女性が漂白剤を大量に撒いている様子には、スタジオから「ええー!」と声が上がり、出演者の坂上忍も驚愕の表情に。

全てがペット中心になってしまっている女性の暮らしぶりには、「ペットが好きなのは良いけど部屋がボロボロじゃないの」「寂しくてペットのぬくもりを求めるのはわかるよ。でも10年間ニートでペットのことしか考えてないのはやばい」とネット上でも驚きの声が上がりました。

一方では他人事と思えない人も多いようで、「あれ、こういう暮らししてる人知ってる… 自分だ」「ペットにかまけて部屋が散らかっちゃってる感、うちと同じ」といった声もちらほら見られます。

仕事で疲れたときに癒してくれたり、落ち込んでいるときに心の支えにもなってくれるペット。しかしペットに生活が支配され、まともな社会生活が送れなくなるようでは本末転倒ですよね。ペットを飼うときはまず自分の生活をしっかり見つめることが大切かもしれません。

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