野菜が高い!それでもお買い得なものは? 1月中旬の野菜のお値段事情
農畜産産業振興機構が定期的に発表する、野菜の育ち具合や値段の見通しの最新情報をまとめた「野菜の需給・価格動向レポート」。平成29年12月18日版をもとに、よく育っていて値段(卸値)が落ち着いている、手に入れやすくて食べごろな野菜を「おすすめ野菜」としてご紹介!
この時期の「おすすめ野菜」は、次のとおりです。
1月中旬のおすすめは「ばれいしょ(じゃがいも)」・「ごぼう」・「ピーマン」
◆ばれいしょ(じゃがいも)
この時期のじゃがいもは、おもに北海道産が出荷されています。貯蔵されているぶんを計画的に出荷しているので、安定して平年並みの価格を保っています。
温かい料理がおいしい時期なので、じゃがいもを使ったシチューやポトフなどを作ってみてはいかがでしょうか?
◆ごぼう
青森産のごぼうは、生育はよいものの雪などで収穫が遅れているため、出荷量が平年より少なめです。また、茨城産も気温が低く成長が遅れており、出荷量が平年を下回っています。しかし、価格面は全体的な動きが少なく、平年並みのお値段で手に入れられます。
食物繊維たっぷりのごぼうは、積極的に食卓に取り入れたい野菜です。ほかの野菜が高いだけに、ごぼうを使ったレシピで節約しましょう!
◆ピーマン
これまで出荷量が少なめだった宮崎産ピーマンが、天気に恵まれたことで平年並みの出荷量に回復しました。また、やや少なめだった高知産のものも、順調に育っており、平年並みの出荷量となっています。これまで平年を上回っていた価格は、この影響で少し下がると予想されています。
ピーマンは炒め物だけでなく、おひたしなどでもおいしく食べられます。レタスクラブニュースのレシピを参考に、ピーマンの新しい使い道を見つけてみてください。
関連レシピ「じゃがいものチヂミ」
キムチとチーズが意外な好相性♡
<材料>(6枚分)
溶き卵…1/2個分
ピザ用チーズ…30g
じゃがいも…3個
玉ねぎ…1/4個
白菜キムチ…50g
・小麦粉、塩、こしょう、オリーブ油(またはサラダ油)
<作り方>
1.ボウルにざるを重ね、そこにじゃがいもをすりおろす。ボウルの底に残ったでんぷんを残して水を捨て、おろしたじゃがいもをボウルに加える。さらに玉ねぎをすりおろして混ぜる。
2.キムチは水で洗って粗く刻み、水を絞って1に加え、チーズ、溶き卵、小麦粉大さじ2、塩、こしょう各少々も加えて混ぜる。
3.フライパンにオリーブ油少々を熱し、2を6等分して直径約6cmに形を整える。カリッとするまで3~4分焼き、オリーブ油少々を回し入れて上下を返し、さらに焼き色がつくまで焼いて、粗熱をとる。
関連レシピ「とりごぼう」
シンプルな「おふくろの味」です。
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ピーマンが苦手なお子さんもおいしく食べられます♪