じゃがいもの芽を出にくくする保存法は?
肉じゃが

調理:藤井 恵/撮影:木村 拓

旬のじゃがいも。上手に保存して、おいしく食べたいですね。

芽が出やすいじゃがいもは、りんごと一緒に保存すると、芽が出にくくなります。理由はりんごに含まれるエチレンガス。エチレンは植物の成長をコントロールするホルモンで、果物や野菜の成熟を促進する一方で、じゃがいもの発芽を抑制する働きがあります。エチチレンガスは、りんごのほか、キーウィやバナナなどにも含まれますが、りんごはエチレンガスの発生量が多いので、りんご1個をじゃがいもと一緒にビニール袋に入れておくだけで、芽を出にくくしてくれますよ。

じゃがいも料理の定番といえば「肉じゃが」。味がうまくしみないという声も多く聞きますが、肉じゃがに味をしっかり含ませるためには、調味料を加える順番が大切です。

まず、アルコール分をとばしたい酒を入れ、ふたをして5~6分煮て、素材に少し火が通ったら砂糖を入れます。砂糖は分子が大きく浸透しにくいので、しょうゆよりも先に加えるのがポイント。2~3分して砂糖がなじんだら、最後にしょうゆを入れましょう。落しぶたをすると煮立った汁が全体に回るので、味がしみやすくなります。さらに、ふたをすると汁が蒸発しすぎず、味を含む前に煮詰まるのを防げます。最後に一気に煮詰めるのもポイント。味を充分含ませたら、最後は落しぶたとふたを取って、残った汁を強火で一気に煮詰めれば、濃縮されてからみ、味わいにメリハリも出ます。

人気メニューの「ポテトサラダ」を、じゃがいもをほくほくにして作りませんか?じゃがいも2個(約250g)は、たわしなどでこすり洗いし、皮つきのままぬれた状態で1個ずラップで包み、対角になるようにして電子レンジに入れ、約7分加熱します。さわれるぐらいになったら、ペーパータオルなどで包んで手早く皮をむいて、つぶします。塩、こしょう、マヨネーズなど、お好みの調味料を加えます。じゃがいもが温かいうちに調味料を加えると、さめる過程で味がしっかりなじみますよ。じゃがいもが冷めてから他の野菜をいれると、味のまとまりがよい、おいしいポテトサラダができますよ。※電子レンジは500Wのものを基準にしています。600Wなら0.8倍、700Wなら0.7倍の時間で加熱してください。【レタスクラブ編集部】