メイクが原因のドライアイが急増中!

#美容・健康   

付けまつげに、囲みアイメイクなど流行りのアイメイクに変えてから、目が乾きやすくなったかも?そんな人が急増中!

目の表面が乾き、目の痛みや眼精疲労、充血などを引き起こす「ドライアイ」が最近、若い女性の間で広がっています。

「女性に起こるドライアイの原因の一つはアイメイクです」と、戸田郁子先生。

「涙はただの水分ではありません。水分の蒸発を防ぐ油層や、目に水分を定着させる粘液性のムチン層の働きで、目の表面の潤いが保たれています。油層は、まつ毛の根元にある“マイボーム腺”という皮脂腺から分泌されます。このマイボーム腺、アイメイクが原因で詰まったり、炎症を起こすと、油分がうまく作られず、涙が蒸発しやすくなり、ドライアイを引き起こすことになるんです」

◆まつげメイクがドライアイの引きがねに?

特にマイボーム腺を塞ぎやすいメイクは、目の際の粘膜部分にアイラインを引いたり、まつ毛の根本からたっぷりマスカラを塗るといった、目の際を埋める、目元ぱっちりメイクだとか。

「最近多いのはまつげメイクでのトラブル。目の周りは皮膚が薄いので、まつ毛パーマの薬剤やつけまつ毛の接着剤など、刺激の強い化学薬品を使うと、炎症が起こって知らないうちにマイボーム腺を傷つけることがあります。また、メイクをきちんと落とせていないのも問題。特に、まつ毛エクステをつけている人は、まつ毛が抜けるのを気にして目をしっかり洗わない傾向があるので要注意です。メイクがきちんと落としきれていないと、トラブルを起こしやすくなります」

◆アイメイクでドライアイにならないためには

基本は目元用のメイクリムーバーを使ってしっかり落とすこと。目のまわりは敏感なので、目の際まで洗える低刺激性の専用クレンジング料を使うのもおすすめです。

仮に、ドライアイになってしまった場合は、軽い症状のうちは市販の点眼薬でケアをしましょう。また点眼薬は、目に優しい防腐剤不使用のものや、清潔に使える1回使い切りタイプを選びましょう。それでも症状が改善されないようなら、専門医のもとへ。

◆ドライアイを予防・改善するセルフケア法

(1)目元を温める  マイボーム腺は、油を分泌させる腺。温めることで油が溶けて詰りが改善し、巡りもよくなります。40℃程度の蒸しタオルで目元を温めたり、温熱効果のある市販のアイマスクもおすすめです。

(2)目のストレッチ運動  眼球を動かすと、目のまわりの血行が促され、水分分泌もスムーズに。パチパチと大きくまばたきをして、眼球を上下左右に動かし、最後にぐるぐる回します。もちろん、適度に目を休めることも忘れずに。

(3)ブルーライトをカットする  パソコンやスマホなどのディスプレイ画面から発生するブルーライトは、紫外線同様、目にダメージを与える可能性が。長時間使用する際は、ブルーライトをカットするメガネで目を保護しましょう。【レタスクラブ編集部】

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Information

教えてくれたのは、戸田郁子先生
南青山アイクリニック院長。専門はドライアイ、屈折矯正手術。現在はレーシックを中心に、近視矯正法や一般眼科診療にも活躍の場を広げている。

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