ショウガオールが10倍に!しょうがは蒸してから食べよう

#食   

古くから「食べる薬」として世界中で重宝されていたしょうが。焼いたり炒めたりするのではなく、蒸してから料理に入れた方がいいって知っていましたか?

もともとしょうがには、薬効成分ショウガオールが含まれています。これを摂取すると体内の脂肪や脂質の燃焼を促進して体温を上げてくれる効果が。体の中心から温まるので基礎体温から上がり、体質改善にもつながります。ほかにも、しょうがには、ジンゲロールという辛味成分が含まれていますが、しょうがを蒸すことで、このジンゲロールがショウガオールに変わり、元の10倍の量に増えるのです!

本来蒸ししょうがは、しょうがを蒸し器で蒸してから天日干して作るのですが、オーブンを使えば1時間で完成! 手順も簡単です。まずはしょうがは皮をむかずに1ミリ厚さの薄切りに。天板にオーブン用ペーパーを敷き、しょうがを並べ、余熱なしのオーブン100度で約1時間焼きます。1時間たっても乾燥しなかったら10分刻みで延長し、しょうがが充分に乾燥したらオーブンから取り出すだけ。

できあがった蒸ししょうがは、フードプロセッサーやすり鉢で粉末状にしたり、キッチンばさみで粗みじん切りにしておけば料理に入れるのに便利です。蒸ししょうがの活用レシピは1月10日発売の「レタスクラブ」で紹介しているので、ぜひご覧ください。

【レタスクラブ編集部】

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監修/石原新菜(イシハラクリニック副院長。漢方医学、自然療法、食事療法により、種々の病気の治療にあたっている) 

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