ハム、ベーコン、ソーセージをおいしく食べる!
ハムとチーズのフレンチトースト

調理:藤井恵 撮影:福岡拓

常備している人も多いハム、ベーコン、ソーセージ。保存法を知って、おいしく食べましょう!

●ハム

豚肉の保存食品の一つで、本来は、豚の骨つきもも肉の加工品のこと。日本では、加熱製品が多く流通していますが、非加熱製品(生ハム)も出回っています。使う部位によって種類が分けられていて、ロース肉を使った「ロースハム」、もも肉を使った「ボンレスハム」、肩肉を使った「ショルダーハム」などがあります。

ブロックタイプのハムやベーコンは、使い切れないと思ったら、厚切りや角切りにして、冷凍用保存袋に入れて冷凍しましょう。ポイントは清潔な乾いた包丁で切り分けること。使いまわしの包丁や水分がついた包丁では、切り口から雑菌が繁殖して、品質劣化をすすめてしまいます。

あらかじめ使いやすい大きさ(厚切りや角切り)にカットしてから、冷凍用保存袋に入れて、冷凍室へ。3週間以内を目安に使い切りましょう。使うときは冷蔵庫で自然解凍して、加熱調理してください。

薄切りのハムは、フリージングは×。解凍後、水分がなくなり、どうしてもパサついてしまうので冷凍には向きません。

●ベーコン

豚肉の保存食品の一つで、豚肉を成形し、塩漬けして熟成させ、長時間くん煙した加工品のこと。日本では、バラ肉を使ったものをベーコンと呼ぶのが一般的ですが、ほかに肩肉を使った「ショルダーベーコン」、ロース肉を使った「ロースベーコン(カナディアンベーコン)」などもあります。

賞味期間は、包装したままのブロック状のもので、約50日間。封を切ったら、製造日から1カ月以内に使い切るとよいでしょう。ブロックをスライスした際は、切り口をラップでしっかりおおって、袋などに入れて保存しましょう。

スライスして市販されているものは、密閉包装されたものでも、ブロックに比べて賞味期間が短くなります。専門店でスライスされたものは、空気に触れる面積が広く、密閉もされていない場合が多いので、さらに期間が短くなります。いずれも、パッケージに賞味期限が記載されている場合は、表示に従いましょう。

<カリカリベーコンを作る方法は?>

電子レンジで・・・耐熱皿にペーパータオルを敷き、使う大きさに切ったベーコンを広げて並べます。ラップをかけずに電子レンジに入れ、好みのカリカリ加減まで加熱します。ベーコン1枚分につき約1分が目安です。※電子レンジは500Wのものを基準にしています。600Wなら0.8倍、700Wなら0.7倍の時間で加熱してください。

フライパンで・・・フライパンにベーコンを入れて弱めの中火にかけます(油はなしでOK。こげやすいので、火加減は様子をみて調節してください)。ベーコンには脂身が多いので、焼くとたくさんの脂が出てきます。この脂をペーパータオルで拭き取りながら焼くと、カリカリのベーコンができますよ!

●ソーセージ

肉の保存食品の一つで、生、または塩漬けにした肉を、ひき肉にし、防腐、消臭・芳香効果のある調味料や香辛料、脂肪などを加え、腸詰めにしたもの。原料になる肉は、豚、牛、とり、羊、馬、魚など。普通の肉のほか、内臓や血液を原料にしているものもあります。肉のひき加減も、なめらかになるまで細かくひいたものから、粗びきのものまで、さまざまです。

皮の部分には、豚、牛、羊の小腸や直腸などの汚れを除き、塩漬けか乾燥させたものが使われますが、コラーゲンを原料とする人工の皮も多く用いられています。また、セルロースやプラスチック製などの、食べられない皮のもの、加工後、皮を除いた皮のないタイプもあります。

開封後、使い残したものは、ラップで包むなど密閉して保存しましょう。賞味期間は、ウインナやフランクフルトは製造日から15~20日、真空パック製品は20~25日とされています。パッケージに賞味期限が記載されている場合は、表示に従ってください。

冷凍保存するときは、小分けにしてラップをしてから、保存袋に入れて冷凍しましょう。使うときは冷蔵庫で自然解凍してから加熱調理してください。

ソーセージは粗挽きなど、脂肪分が多いものはボイルするのがおすすめですが、脂肪分が少ないソーセージはボイルするとさらに脂が抜けてしまうので、フライパンで焼いたほうがおいしく食べられますよ。【レタスクラブ】