アスパラガス前線を知っていますか?
とりとアスパラの黒こしょう炒め

調理:伊藤朗子 撮影:福岡拓

ヨーロッパには、「桜前線」ならぬ「ホワイトアスパラガス前線」があるのをご存知ですか?

生のホワイトアスパラガスをみんなが楽しみにしていて、毎年、日本の桜のようにニュースに取り上げられるそうです。

前線は4月にスペインから始まり、フランス、ベルギー、オランダ、ドイツと北上します。特にドイツでは、その時期になると、ホワイトアスパラガスを売る屋台が並び、一緒に飲むためのワインも出回るほど!このワインはシルヴァーナーという品種で作った辛口の白ワインで、ラベルにはホワイトアスパラガスが描かれているんです。

ホワイトアスパラガスは、冬の厳しいヨーロッパに春を告げる野菜として、人々に愛されているんですね。

日本で生のアスパラガスというと、圧倒的に「グリーンアスパラガス」が主流です。日本の「グリーンアスパラガス前線」は4月に九州、四国から始まり、5月に関東、甲信、東北、6月に北海道へと続きます。

●買うときは…穂先と根元を見て鮮度をチェックしましょう。穂先はかたくしまり、根元の切り口がみずみずしいものが新鮮です。

●保存するときは…横にすると、アスパラガスの水分が早く抜けてしまうので、土に生えていたときと同じ、立った状態で冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。鮮度の落ちるのがとても早い野菜なので、買ったらできるだけ早く食べてください。

アスパラガスは、鮮度によってゆで時間が驚くほど変わります。産直で取り寄せたものは30秒でも長いくらいですし、お店で買った場合は2~3分かかるものもあります。お湯から上げても、余熱でどんどんやわらかくなりますので、「まだちょっとかたいかな?」ぐらいでザルに取るのがコツですよ!

通常「アスパラ」と略して呼ぶことが多いですが、「アスパラガス」の語源はギリシャ語の新芽を意味する「アスパラゴス」から来ているので、「アスパラガス」が正しい名前なんです。

安くておいしい旬のこの時期、下のレシピを参考にして、たくさん食べてくださいね!【レタスクラブ】