日本唯一の”主夫芸人” 中村シュフの のほほん家事道(1)

#くらし   

■彼女からの逆プロポーズで芸人から主夫業に! 

はじめまして。日本唯一の主夫芸人で、家政アドバイザーの中村シュフと申します。この度(雑誌『レタスクラブ』にて)連載を始めさせていただく運びとなりました。記念すべき第1回目は、自己紹介を通して読者の皆様の頭に浮かんでいるであろう「?」を解消できればと思っております。おつきあいくださいませ。

僕は1979年生まれの35歳、大学で家政学を専攻して家庭科・保健の教員免許を取得しました。卒業後はお笑い芸人として都内でライブ活動を続けていましたが、2011年、付き合っていた彼女から「家庭に入ってもらえませんか?」と突然の逆プロポーズ! 僕は「・・・ふつつか者ですがよろしくお願いします」と即答し、翌年めでたく結婚いたしました。

現在は家庭を第一に、主夫芸人としてラジオやテレビへ出演したり、家政アドバイザーとして「家事のコツ」「お手伝いのコツ」「夫婦仲よしのコツ」についてイベントでお話ししたりしております。

ちなみに家族は4人。フルタイムで働く妻は、家事が苦手なところがウィークポイントでありチャームポイント。娘は、エレベーターに乗り、「ボタン押して」と頼むと僕のシャツのボタンを押してくる長女2歳と、ベビーバスの代わりに衣装ケースでもく浴している次女0歳。女子3人に翻弄されながらも毎日笑顔の中村家です。

さてこの連載では「たいへんさ」が理解されず伝わりにくい主婦業を日々行ない、共感できる主夫として、またプライドの高い夫の本音や弱音に寄り添える主夫として、夫婦の懸け橋的な存在になれれば幸いです。みなさんの「?」が「!」に変わりますように☆ それではごめんくださいませ。

■今月の一句

エプロンの 肩ひも直され始まる朝

朝、玄関にて。夫の曲がったネクタイを奥さんが直すのはよくある風景ですが、わが家では僕の曲がったエプロンの肩ひもを奥さんが直してくれるのです。そして僕と娘たちの一日が始まります。

家庭を預かる主夫であり、芸人でもある中村シュフさんの新連載が『レタスクラブ』本誌にてスタートしました。しばらくの間、1カ月遅れでコラムを転載していきます。主婦の方はもちろん、主夫の方もぜひご覧くださいませ。【レタスクラブ編集部】

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Information

著者●中村シュフ 1979年生まれ。大学では家政学を専攻。卒業後はお笑い芸人となり、「M-1グランプリ2006」準決勝に進出。現在は主夫業をメインに主夫芸人・家政アドバイザーとして活動中。公式ブログ 「日刊 主夫の友」

中村シュフさんのエッセイは毎号10日売りのレタスクラブに連載中!レタスクラブネット

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