日本唯一の「主夫芸人」中村シュフの のほほん家事道(14)

#くらし   

“主婦という仕事”に自信を与えて くれるのは家族からの“ありがとう”

いよいよ大掃除の季節! 今年の 汚れだけでなく、「今年の悩みも今年の内に」ということで、年の瀬も 家庭のお悩みに答えていきますよ!  今回はB子さんからです。

「結婚後も働いている友達に『主婦 はラクでいいよね』といわれ、反論できませんでした。主婦という仕事にプライドを持てていないからなのかな……と自己分析してみたのです が、どうすれば主婦である自分にプライドが持てるのでしょうか?」

悲しいかな、主婦の仕事は「誰にでもできる簡単な仕事」っていわれがちです。B子さんご自身も、無意識に「主婦なんて……」と、思っていらっしゃるのかもしれませんね。

まずはご自身が、主婦や家事について正しく知ることが大切です。家事の1つ1つは小さなことかもしれ ませんが、これを毎日休み無く続けているということが主婦の偉大さです。主婦の「不断」の活動があるからこそ、家族は穏やかな「普段」の生活が送れているのですから。

そして人は誰しも、周囲から認められることで自信が生まれるもの。こんなことばがあります。「“ありがとう”は主婦にとってのお給料」。このことばが主婦にとっては一番うれしいし、自分が家族に認められてるんだと実感できますよね。「シャツにアイロンがかかっていて気持ちいいよ、ありがとう」なんていわれたら、主婦という仕事に自信とプライドが持てるのではないでしょうか。「誰も“ありがとう”っていってくれない」という人は、まず自分から 「ありがとう」をいってみてください。相手は自分の鏡。きっと「ありがとう」のことばが返ってきますよ。

ちなみに僕は男友だちから、「主夫してるなんてすごいな」ってよくいわれます。そんな時はこういいます。「自分の奥さんに『すごい』に『ありがとう』をつけて伝えなよ」って。性別に関係なく、家事を担っている人は「すごい」のです☆ ごめんくださいませ。

◆今月のひとこと:主婦が日々繰り返す小さな家事が、家族に穏やかな毎日を提供しています。そう、「加湿器への給水」が、今日の家族の笑顔につながるのです!

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Information

家庭を預かる主夫であり、芸人でもある中村シュフさん。『レタスクラブ』本誌の連載が、しばらくの間1カ月遅れでネットで読めます! 主婦の方はもちろん、主夫の方もぜひご覧くださいませ。
著者●中村シュフ 1979年生まれ。大学卒業後、お笑い芸人となり、現在は主婦業をメインに主夫芸人、家政アドバイザーとして活動中。初の著書『主夫になってはじめてわかった主婦のこと』(猿江商會刊)が発売中。公式ブログ 「日刊 主夫の友」

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