【1】花粉症の症状がラクになるちょっとした心がけ4つ

#美容・健康   
生活習慣や心の持ちようで花粉症の症状は軽減できる!


鼻水や鼻詰まり、目のかゆみなどのつらい花粉症の症状。ひどくならないうちに耳鼻咽喉科などで治療を受けるのが大前提ですが、実はふだんの生活習慣でも症状の軽減は可能。

「私が治療に取り入れているドイツの自然医療“アントロポゾフィー医学”では、花粉症は目や鼻だけの病気ではなく呼吸器全体の病気ととらえます。呼吸器の病気は、ふだんの呼吸や心の状態と深く関係し、花粉症などのアレルギー症状は、息を吸うばかりで吐くことが少なくなっていたり、自分の感情を抑えすぎていたりすると、症状が出やすくなるともされています。思い当たる人は、こういったことを改善しましょう。また、肉食中心の高脂肪の食事も花粉症を悪化させるので、和食中心の食事を心がけましょう。もちろん生活リズムの乱れも症状の悪化を招くので、規則正しい生活を送り、十分な睡眠をとることも大切。そのほか、鼻うがいも効果的なので実践してみてください」(堀雅明先生)

堀先生のおすすめの、今すぐできる4つのメソッドにトライしてみて!花粉症の症状がラクになる簡単な方法なので花粉飛散期は特に意識して実践を!

【呼吸】おすすめは「ゆったり呼吸」。一拍止めるのがコツ


おすすめは「ゆったり呼吸」。一拍止めるのがコツ


「花粉症の人の多くは呼吸が浅く、息を吸うばかりで吐くことが減っていますが、これは症状を悪化させます。ふだんから、息を吸ったら一拍止めて、次に吸った息の倍くらいかけてゆっくりと吐くことを心がけましょう。心も落ち着き、症状予防につながります」

【食】暴飲暴食はこの時期NG! シンプルな和食がベストです


暴飲暴食はこの時期NG! シンプルな和食がベストです


「花粉症の人は消化器官が弱っていることが多いので、この時期、暴飲暴食は控えましょう。肉食中心の高脂肪な食事も花粉症を悪化させる要因なので、魚中心の和食にするのが◎。人によっては乳製品を減らすだけで症状が軽減することもあるので試してみて」

【生理周期】生理直前は症状が悪化しやすい要注意ウイーク


生理直前は症状が悪化しやすい要注意ウイーク。血流が滞らないよう注意を


「生理前は、血流が滞り、精神状態も不安定になりやすいため、花粉症が悪化しやすい時期。入浴や軽い運動などをして、なるべく血液循環を良くするようにしましょう。また、この時期は、ふだんより仕事のペースを落とし、体の負担を減らすよう心がけましょう」

【ストレス】“花粉中”は「ほどほど思考」でがんばりすぎない


”花粉中”は「ほどほど思考」でがんばりすぎない


「花粉症は、ふだんから自分の感情を抑えて我慢を続けていると悪化しやすい傾向があります。花粉の飛散期は特に、何事もがんばり過ぎない“ほどほど思考”を心がけて、人に言われたことを受け止めるばかりでなく、ときには感情を発散する機会も作りましょう」【レタスクラブ】

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Information

教えてくれたのは:耳鼻科医 堀 雅明先生
ほりクリニック院長。昭和大学医学部卒業。同大学病院耳鼻咽喉科、東京都荏原病院耳鼻咽喉科非常勤医師などを経て現職。アントロポゾフィー医学(自然療法)の資格も持ち、治療にも取り入れている。耳鼻咽喉科 ほりクリニック

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