買い物袋の詰め方にもコツがあるって知ってる?
ちょっとした詰め方の工夫で、食材が潰れたり、傷つくことがなくなる

撮影=原田圭介

買い物から帰宅したら、卵が割れていたり、トマトが潰れていたり。そんな経験ないだろうか。レジ袋やエコバッグに食材を無造作に詰め込むと、持ち帰る途中の揺れや重みなどでやわらかいものが潰れたり、傷がつくもと。実は、食材の詰め方にもちょっとしたコツが! 「上手に詰めるには、ビルを建てるのと同じ。耐震策の工夫が必要です」と、相模友の会(婦人之友 読者の会)の井田典子さん。具体的な手順を分かりやすく教えてもらった。

1.四隅に背が高いものを立て「柱」を作る:牛乳やボトル類など、背が高くて重いものを四隅に入れ「柱」を作る。牛乳などの紙パックは横からの力に弱いので、寝かせて入れると潰れることも。

2.重いものを下に入れ「床」を作る:卵やじゃがいもなど、重いものを下に入れて「床」を作る。卵のパックは縦からの力に強いので、いちばん下でOK。揺れの大きい上部に置くほうがリスクが大きい。

3.平らなもので側面に「壁」を作る:箱物やほうれん草、小松菜など、平らなものをできるだけ「柱」の間に立てて「壁」を作る。葉物類は先が傷まないよう、ポリ袋をふわりとかぶせると安心。

4.潰れにくいもので「階層」を作る:トレイ入りの肉や魚が2つある場合は、同じ大きさならラップ側で合わせて入れ、豆腐や納豆パックなど、潰れにくいもので「階層」を作る。重いものから順に詰め、軽いものややわらかいものは最後に。

<ポイント>トレイの大きさが異なる場合は、大きいトレイに小さいトレイを載せると重みで沈み、下のものが傷みやすくなるので、小さいトレイの上に大きいトレイを載せると◎。また、トマトやいちごなどやわらかいものをポリ袋に入れる場合は、中の空気を抜くのではなく、ポリ袋の端をクルンと回すようにして中に空気を含ませれば緩衝材代わりに!

5.長いものを持ち手に通す:長ねぎやごぼうなどの長いものは、持ち手に通して入れ、グラグラ揺れないよう可動域を小さくする。最後に袋の口をテープでしっかり留めればOK。結ぶよりも中のものが安定して安心だ。

マチのないバッグの場合は、底にかたい下敷きなどを敷いて底面を作ると安定する。自転車の籠にもクッションになるものを敷いておくと振動防止に。これで食材も安心安全にいい状態で持ち帰ることが出来る。ぜひお試しあれ。【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】