住の達人に聞く!時短&楽しい「掃除のコツ」
夜寝る前に片づけ、翌朝に掃除、と分けている東さん。掃除のみなら、やることはシンプル!

撮影=原田圭介

整った住まいをキープするために欠かせないのが、掃除と片づけ。けれど、この2つを同列で考えると作業量も気持ちの負担も2倍になるから、「掃除と片づけは分けて考える」というカリスマ掃除ブロガーの東(ひがし)いづみさん。「掃除は“汚れたらする”のではなく、“汚れる前にする”と発想を変えたところ、毎日の掃除が手間なく短時間で終わるようになり、掃除自体がとても楽しくなりました」。掃除=汚さないためにするもの、と発想を逆転。まめに掃除をすればあまり汚れないから、掃除にかかる手間も、使う洗剤の量も減らせる。「手間がかからなければ掃除は楽しくなり、『掃除しなくちゃ』から、『掃除したい!』に変わります」。その極意とは――。

【1.掃除と片づけは分ける。掃除は朝!】片づけは夜、掃除は朝、と分けている東さん。「夜寝る前に、床やテーブルに散乱しているものを片づけておけば、翌朝は起きたらすぐ掃除に取りかかれます。掃除のみなら、やることは至ってシンプル。短い時間で、朝、一気に終わらせます」。

【2.掃除グッズは厳選して、少数精鋭で】掃除グッズは種類が少ないほうが、シンプルで掃除に取りかかりやすい。「洗剤は、アルカリ性のセスキ炭酸ソーダと、酸性のクエン酸、除菌もできるエタノールのみ。小さな道具は、ハンディモップとミニほうき&ちり取りがあれば充分です」。

【3.掃除する場所に使うものを置く】調理中に飛び散った油汚れは、すぐに拭きたいから、小さく切ったウエスをガス台脇の引き出しに。キッチンの床掃除もすぐやりたいから、フローリングモップは冷蔵庫脇のすき間に。「掃除する場所の近くに道具をスタンバイしておくのが、掃除しやすいコツです」。

【4.掃除しやすいよう、基本は「隠す」】リモコン類はテレビ台に、ティッシュや新聞類も棚の中に“隠す”のが東家の大原則。「見せる収納に憧れますが、小さな子と猫がいるわが家にはムリ。掃除のしやすさを最優先にすると、隠すのが一番ラクです」。

【5.掃除機がけは最短ルートで!】掃除機がけは、“最短ルートの一筆書き”を頭に入れてから開始。「コードレス掃除機の充電器がある3 階の納戸がスタート。3 → 2 → 1 階とかけたら、2 階のゴミ箱にゴミを捨て、3 階の充電器に戻します」。

【6.「美観ポイント」をチェックする!】「メイクにもポイントがあるように、家にも“美観ポイント”がある」と東さん。例えば、大きな面積のテーブル、髪の毛やほこりがたまりやすい洗面所の床、シンクの蛇口……これらの“美観ポイント”だけでも拭き上げれば、全体が美しく見えるのだそう。 

【7.汚れたらすぐ拭く、を習慣に】汚れたら“すぐ拭く”のが、手間を省く最大のコツ。「子どもが食べこぼしたら、ウエスにエタノールをひと吹きし、さっと拭いて。布にスプレーすることで、“ぬらしてかたく絞ったベストな状態”がすぐつくれます」。

【8. お風呂掃除は排水口から始めるとハードルが下がる】お風呂掃除は、乾いた状態で、いちばんおっくうな排水口から始めるとグンとスムーズに。「排水口にからまった髪の毛やゴミをウエスで取り除き、排水口自体を水洗いします。毎日やれば、ニオイやヌメリとも無縁です」。

【9.トイレ掃除は「汚れたつど」が ポイント】「子どもが小さいうちは、トイレが汚れるのはしかたない」と割り切って、トイレ掃除は“汚れたつど”やる東さん。とはいえ、トイレットペーパーにエタノールを吹きつけ、汚れた箇所を拭くだけ。あとはペーパーを流せば終了!

【10.洗面台掃除は、朝、顔を洗うついでに】朝、洗顔したら、ついでに洗面ボウルに少しお湯を張り、クロスを浸します。かたく絞ったら、鏡の上から下、蛇口と蛇口まわり、最後に洗面ボウルを拭き上げて。「洗顔とセットにすれば、続けやすいです。朝からピカピカだと気分も上がります」。

「最初にひとがんばりして、ラクなルーティンをつくってしまえば、面倒なことは1つもありません」。あとは繰り返すのみで毎日、家中ピカピカに!【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】