80%が誤解!カルシウムを食べても歯は強くならない
歯とカルシウムの正しい関係性を知ろう!

テレビやネットで体に良い食材や運動が取り上げられ、体の状態を意識している人は多いが、口腔の状態も意識できているだろうか。口腔の状態が悪いと全身に悪影響を及ぼしてしまう。

花王株式会社は、20代から60代の女性500名を対象にオーラルケアに関する意識調査をおこなった。まず「歯垢に覆われた歯からカルシウムなどのミネラルが流出することで初期のむし歯になることを知っているか」について知らないと答えた人は84.4%と多くの人が知らないと回答した。またアンケートに回答した人の80%が、歯質を強化するためには、カルシウムを多く含む食品を摂取すればよいと誤った認識をしており、正しい歯質ケア方法について理解されていないことが分かった。

本来、食事からカルシウム摂取するだけで歯が強くなることはない。花王株式会社によると、歯を強くするためのポイントは歯垢の下でカルシウムなどミネラル成分が流出した部分にハミガキに含まれるフッ素で、再びカルシウムなどのミネラル成分を取り込み、再石灰化を促すことが重要とのこと。すなわち歯質を強化することが大事なのである。

厚生労働省が実施した平成23年度の歯科疾患実態調査によると、日本では未処置歯・処置歯・喪失歯の合計が12歳時点でWHOが目標とする「平均3本以下」を下回っており毎年減少傾向にある。しかし40代以上の場合は12本を上回っているという状況。今からでもオーラルケアの重要性を知り、健康な歯を持ち続ける努力が必要のようだ。【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】