30歳以上の8割!早産の原因にもなる歯周病の新常識

#美容・健康   

日本人が歯を失う原因の1位は「歯周病」。糖尿病や骨粗しょう症などいろいろな病気と、歯周病が密接な関係にあることが近年、研究報告されている。さらに、妊娠期の歯周病は早産につながる可能性があり、また妊娠中は歯周病やむし歯が進行しやすくなることが分かってきた。

「むし歯と歯周病に関する意識調査」(雪印ビーンスターク株式会社調べ)によると、年齢が若い人に虫歯や歯周病にかかっている割合が高く、男性は歯周病、女性は虫歯が多い傾向が見られた。近年の研究では「母親が歯周病のまま妊娠・出産した場合、早産や低体重児出産の危険性が高くなる」(日本歯科学会)とされているが、そのことを知らないママ・パパが約70%超と、まったく周知されていないことも明らかに。

歯のトラブルによる妊娠への悪影響を防ぐには、妊娠を計画してすぐ歯科医を受診して口内をチェックしてもらうのが望ましいそうだ。この調査によると、ママの妊娠を契機に歯科検診を受けた人のうち、約2割の人が歯周病と診断されている。妊娠中は歯科でできる治療に制限があるため、何かと多忙な妊活中ではあるが、妊娠前からの対策がベストということを気に留めておきたい。【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

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Information

「むし歯と歯周病に関する意識調査」
期間:2016年5月7日から5月10日
対象:1歳から5歳の子どもを持つ25歳から45歳の男女400人(既婚者のパパ、ママ各200人)
「雪印ビーンスターク株式会社」調べ
雪印ビーンスターク

タイトルの「30歳以上の約80%が歯周病であるという報告」は厚生労働省 平成23年歯科疾患実態調査より。

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