おふくろの味「みそ」はおしゃれメニューにも使える!

#食   

大豆から蒸して、自家製を作る人も増えてきた「みそ」。室町時代から全国で作られており、今も地域や家庭によりさまざまな種類のみそが作られ、食べられている。

近ごろ話題の「発酵食品」の代表選手でもあり、「古いことわざに『医者に金払うより、みそ屋に払え』とあるくらい、健康にいいんですよ!」と説くのは料理研究家・栄養士の青木敦子さん。糖尿病などの予防効果や、コレステロール抑制に効果が期待できるとされており、生活習慣病の強い味方ともいわれているという。

「でもこれらの効果は、50℃以下じゃないと生かされないんです。おみそ汁には、火を止めてからみそを溶き入れるが基本。これは香りが飛んでしまうのを防ぐためでもあります」と青木さん。「小学生時代に調理の授業で習ったわー」と懐かしく思い出す大人世代も多いだろう。

イマドキのアレンジとしては「みそ+チーズ」もおすすめだそう。「同じ発酵食品のチーズとみそは相性がよく、塩分の少ないチーズにつけて食べると、チーズが少し甘く感じられます」(青木さん)。例えばこんなレシピはいかが?

■みその実力を堪能!【クリームチーズのみそ漬け】レシピ

<材料>(作りやすい分量) クリームチーズ18g×4個、プロセスチーズ20g×4個、みそだれ(みそ65g、プレーンヨーグルト大さじ1と1/2、みりん大さじ1/2、塩)

<作り方> ボウルにみそだれの材料を入れて混ぜ合わせる。保存容器にチーズとともに入れて8時間以上漬ける。●保存する場合は、冷蔵で4~5日間もつ。そのままつまみにしたり、サンドイッチに挟んだり。和洋両方OKだ。【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

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Information

教えてくれたのは、青木敦子さん。料理研究家・オリーブオイルソムリエ・栄養士。
1997年のイタリア・フィレンツェの語学、料理留学を期に50回近くの渡欧により、イタリア、フランス、スペインにて料理を学ぶ。TV、雑誌、イベント、料理教室など多岐にわたり斬新な料理を紹介。『お得版 調味料を使うのがおもしろくなる本』(扶桑社)、『オリーブオイル“冷えとり"レシピ』、『寝かせおかず  時間が経つほどおいしくなる まとめて仕込む作りおきレシピ』(誠文堂新光社)など著書多数。2016年6月現在、実践女子大学大学院博士前期課程に在学中。

詳しいレシピはこちら!みそチーズといんげんのサンド
根菜とチーズのみそ漬け

みその奥深さをもっと知りたいなら、こちらのコミックエッセイが分かりやすい
『味付け上手になれる 調味料使いこなし手帖』

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