ちょい足し「オイスターソース」が料理をおいしく!

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オイスターソースは、料理の味が決まらないときや、コクを深めたいときに使うと、実はいい働きをする調味料。いわば、どんな食材の魅力もまとめて引き立てる「料理界の影のフィクサー(黒幕)」なのだ。

「肉のオイスター炒め」など主役として使う機会も多いが、こんなときは“フィクサー”として活躍させてみよう。

■カレーやハッシュドビーフのうまみをアップさせたいとき:1人分あたり小さじ1/3~1/4ほどちょい足し。カレーやハッシュドビーフの後味を追いかけるようにオイスターソースのうまみが広がり、味の余韻が生まれる。

■市販の肉まんを本格的な味にしたいとき:肉まんに箸で穴をあけ、小さじ1/3ほどのオイスターソースを落とし入れる。豚肉とオイスターソースのうまみが絡み合い、相乗効果で風味がアップ。

■オムレツの味をお店っぽくしたいとき:仕上がりの少し手前、とろとろ段階のオムレツにオイスターソースをひと振り。卵の甘みや味が濃く感じられて、クセになるおいしさに仕上がる。

【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

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Information

教えてくれたのは、青木敦子さん。料理研究家・オリーブオイルソムリエ・栄養士。
1997年のイタリア・フィレンツェの語学、料理留学を期に50回近くの渡欧により、イタリア、フランス、スペインにて料理を学ぶ。TV、雑誌、イベント、料理教室など多岐にわたり斬新な料理を紹介。『お得版 調味料を使うのがおもしろくなる本』(扶桑社)、『オリーブオイル“冷えとり"レシピ』、『寝かせおかず  時間が経つほどおいしくなる まとめて仕込む作りおきレシピ』(誠文堂新光社)など著書多数。2016年6月現在、実践女子大学大学院博士前期課程に在学中。

詳しいレシピはこちら!キーマカレー

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