飲酒運転撲滅!柴犬こゆきのチャリティーTシャツ発売

#くらし   

飲酒運転は、大切な人の命を突然奪ってしまう。私たちの家族を被害者、そして加害者にさせないためにも、飲酒運転ゼロを実現しなければならない。そんな思いを改めて強くさせてくれる、ある少年と柴犬の物語がある。

福岡県の少年・山本寛大さんと柴犬の「こゆき」は、子犬の頃から毎日のように遊び、一緒に寝る、いわば兄妹のような関係だった。しかし寛大さんは2011年2月、飲酒運転事故に巻き込まれ16歳という若さでこの世を去る。 寛大さんがいなくなってから、こゆきはそわそわ落ち着かない様子になったという。やがて、お仏壇の前で悲しむ両親に寄り添うようになり、いつしかお仏壇の前がこゆきの居場所となった。そして、今でも寛大さんの帰りを待ち続けているという。

こゆきの健気な思いが人々を動かし、支援企業や制作会社の協力を得て、こゆきにが出演した飲酒運転撲滅CMも制作され話題となった。こゆきの飼い主であった寛大さんの母親・山本美也子さんが代表を務める、福岡県のNPO法人「はぁとスペース」では飲酒運転ゼロ活動を行い、飲酒運転の悲惨さや生命の大切さを訴える街頭演説・講演活動や、啓発グッズにより広く呼びかけを実施している。

そして今回「はぁとスペース」から、寛大さんの愛犬・こゆきがデザインされた「regatyオリジナルチャリティーTシャツ」が発売される。サイズはレディース・メンズ共にM・Lの2種類。価格は3500円(税込)で、1枚につき700円が活動資金に寄付される仕組みだ。街頭活動で使う啓発用ポケットティッシュの購入や、飲酒運転ゼロを訴えるポスター制作費用に充てられる。

このTシャツは、デザインのなかにさりげなくメッセージが込められており、デイリーウエアとして自然に着こなせる。袖を通す度に、寛大さんとこゆきの絆に思いを馳せ、飲酒運転ゼロの誓いを新たにできるはずだ。【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

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