災害時も安全な「子ども部屋」の工夫とは!?

#くらし   

自宅の安全性を高め、被災後も過ごせるようにしておくと、避難生活の選択肢が増えます。そのためには、家の中の危険な所は安全対策をしておきましょう。特に優先したい子ども部屋はどんな工夫が必要か、NPO法人ママプラグ認定アクティブ防災ファシリテーターの宮丸みゆきさんに教えてもらいました。

●本棚の上段は軽い本にするかストッパーを設置

宮丸さんの自宅では、省スペース化のため、背の高い本棚を使っていますが、壁にしっかり固定。上段には重量の軽い本が原則ですが、重い本を入れる際は飛び出し防止のストッパー(棒)を設置しています。

●ピアノは転倒防止器具をセット

キャスターつきで移動可能だったピアノは、耐震プレートの上に設置。大きな揺れに見舞われるとアクリル板が割れ、ピアノが後ろに少し傾く仕組み。前に倒れてくる危険がなくなります。

ほかの部屋でも応用がききそうな工夫です。【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

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Information

教えてくれたのは:宮丸みゆきさん
NPO法人ママプラグ認定アクティブ防災ファシリテーター。東日本大震災の被災体験を基に生まれた「楽しく学び、賢く備え、自分で考え行動できる防災」というメソッドを実践。普及に当たる。『子連れ防災手帖』の増訂版、『子どもを守る防災手帖』(小社刊)が8月25日に発売。http://www.active-bousai.com

撮影=塙 ひろみ 編集協力=中村 円

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