災害への備え。家族で「防災体験」してみよう

#くらし   

「防災キャンプ」や日帰りの「防災ピクニック」が、災害への備えの一つとして推奨されています。防災用のアイテムを使って調理したり、電気のつかない真っ暗な中、寝袋で寝てみたり。「この道具を使ったことがある」「似た状況を体験した」ということが、非常時には大きな安心材料となります。

そう教えてくれたのは、NPO法人ママプラグ認定アクティブ防災ファシリテーター・宮丸みゆきさん。宮丸家では、ストックしている非常食の賞味期限チェックを兼ね、毎年防災キャンプをしているそう。「キャンプというほど大げさなものではなく、バンガローのような屋外の小屋に泊まり、非常食を食べます。野草のガイドブックを手に、食べられる野草を摘んで食べたことも」。

防災訓練をアウトドアの楽しみの一つとして体験することで、子どもたちも防災キャンプに前向きで明るい印象を持っているそう。「不自由を楽しむ強さが生まれます」。

秋の気候のいいうちに家族で体験、いざというときの備えをしてみて。【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

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教えてくれたのは:宮丸みゆきさん
NPO法人ママプラグ認定アクティブ防災ファシリテーター。東日本大震災の被災体験を基に生まれた「楽しく学び、賢く備え、自分で考え行動できる防災」というメソッドを実践。普及に当たる。『子連れ防災手帖』の増訂版、『子どもを守る防災手帖』(小社刊)が8月25日に発売。http://www.active-bousai.com

イラスト=macco 編集協力=中村 円

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