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食材事典

帆立貝
撮影:貝塚 隆

帆立貝

甘く感じるぐらいにうまみの強い帆立貝。1月から3月ごろまでが、いちばん貝柱が大きくなる季節です。高級感のある食材なのに、旬だから価格がぐっと安くなるのもうれしいところ。

選び方
生の貝柱を買うときは、厚みがあって表面につやがあり、透明感のあるものを選んで。殻つきは、殻が大きすぎるものはかえって身が小さいことがあるので、中くらいのものを。
出回り期


■ 最盛期
■ 出回り期
養殖技術と冷凍技術がともに発達しているため、日本じゅうで通年出回っていますが、天然ものは10月から産卵期の5月までが収穫期。養殖ものもこのころ最も多く出荷され、価格もぐっと安くなります。
栄養
帆立貝は貝の中でも泳力があるので、貝柱は低脂肪で消化のよい良質なたんぱく質です。また、血液中のコレステロール値を下げ、血圧を正常化する働きのタウリンや、味覚の発達に欠かせない亜鉛も豊富。 
ここがポイント 〜帆立貝〜
Point1●下ごしらえ
貝柱は、さっと洗って余分な水分を除いて
A:生の貝柱はさっと水洗いしたあと、ペーパータオルで水分をふき取ります。
B:ボイル帆立は洗ったらざるに上げて水をきるだけでOK。
殻つきなら包丁ではずし、貝柱を取り出します
1)指をはさまれないよう両端を支えて持ちます。貝の平らなほうを上にして上側の殻に沿って包丁(ぺティナイフなど刃の薄いもの)を差し込み、貝殻に沿って左右に動かすと、貝柱がはずれて、貝もあきます。
2)次に貝柱の下に包丁を差し込んで下側を切り離して。
3)貝柱と黒い内臓部分との境に指を入れて貝柱だけをはずします。まわりのひもは加熱する料理に使っても結構ですが、内臓は食べないので除いて。
Point2●切り方
厚みを半分に切る
半解凍(シャーベット状)くらいのほうが切りやすい。帆立を平らに置いて、厚みの半分のところに真横に包丁を入れて切り分けます。
厚みを薄切りにする
帆立を平らに置いて上から押さえ、厚みの上のほうに真横に包丁を入れ、手前に引いて薄く切ります。これをくり返します。
Point3●冷凍帆立の扱い方
解凍
帆立はサッと洗って、ボウルの水に入れて表面の氷を溶かします。帆立のうまみが逃げないように、すぐに水から出し、皿の上で自然解凍。ビニール袋に入れて流水をかけながら解凍してもOK。
塩水で洗う
水で洗うと味が落ちるので、洗う場合は海水と同じ程度の濃度(水2カップに塩小さじ1弱)の塩水で洗います。ペーパータオルで充分に水けをふき取ります。

※食材の出回り時期は、あくまでも目安です。表示されていない時期でも出回っているものも多くあります。また、地域によっても差異がありますので予めご了承ください。


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