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食材事典

いか
撮影:貝塚 隆

いか

うまみ豊かで、味にくせがなく、和風、洋風、中華風と幅広い料理に使える、いか。血液サラサラ効果で話題の「タウリン」が豊富です。最も一般的な「するめいか」は夏から秋が旬。新鮮なものなら、わた(内臓)までおいしく食べられます。

選び方
胴は褐色で透明感があり、身のしまったものが新鮮。古くなるにつれ、透明感がなくなって白くなります。また、目が黒く澄んで飛び出していることも、鮮度を見分ける目安になります。色が濃くてつやがある、目がくっきり、吸盤が吸いついてくるようなものが鮮度は最高。冷凍ものが解凍して売られている場合にも、色の濃いものを選んで。保存は買ってきた日のうちにさばいて内側も良く洗い、水をふいてから冷蔵庫へ。
出回り期


■ 最盛期
■ 出回り期
旬は種類によって違い、最も一般的なするめいかの旬は夏から秋、やりいかは冬から春。胴の部分だけを冷凍した「ロールいか」は一年じゅう手に入ります。
栄養
コレステロールを低下させる作用があり、生活習慣病を防ぐ効果が期待できる「タウリン」が豊富です。また、必須アミノ酸の一つで、成長発育に欠かせないリジンも多く含みます。
ここがポイント 〜いか〜
Point1●基本の扱い方(するめいか)
足と内臓を抜く
1)胴の部分に指を入れて探ると、胴と内臓をつないでいる部分が見つかります。ここに指を入れて、内臓と胴を引き離しながら奥までたどります。
2)左手で胴を、右手で内臓を持って、そっと引き抜いて取り出します。
3)胴の内側にプラスチック状の軟骨があるので、引き離して取り除きます。
胴の皮をむく
1)エンペラの上部を手で持って引きはがし、皮ごと下にひっぱります。
2)エンペラをはがした部分から、皮と身の間に指を入れてぐるりと皮を離し、そのまま下へ向けて引きはがします。
墨袋をはずす
鮮度が良ければ、“わた”も食べられます。塩辛やわた炒めなど、料理にわたを使うときは、“わた”についている墨袋を、破らないように注意しながら、静かに引きはがします。
足の処理をする
1)目の下の部分を包丁で切り、足と内臓を切り離します。
2)足のつけ根に包丁で切り込みを入れて開き、中にあるかたいくちばしを除きます。
3)足の先を切り落とし、大きめの吸盤も包丁でこそげ落としておきます。足の皮はむかなくてもOK。
Point2●切り方
花切り
1)いかを扱いやすい大きさに切り、内側に縦2〜3mm幅に浅く切り目を入れます。
2)切り目を横にして置き、包丁を寝かせて薄くそぎ切りにします。
3)<調理例>ゆでると花のように開きます。
松笠切り
1)身の内側を表にして置き、包丁を寝かせて斜めに十字に切り目を入れます。
2)裏側から、料理に応じた適当な大きさに切り分けます。
3)加熱すると、松笠のように開くのでこの名に。黄身焼きなどに。
からくさ切り
1)まな板の上に、身の内側を上にして置き、包丁を寝かせて斜めに大きく切り目を入れます。
2)身を裏返し、切れ目と直角になるよう包丁を入れて切り分けます。
3)熱湯に入れるとからくさのように開きます(画像は加熱前のもの)。酢のものなどに。
Point3●冷凍の場合は
冷凍いかの解凍
冷凍いかをビニール袋に入れて、流水にあてて解凍します。暑い季節にはいかが傷む可能性があるので、冷凍庫から冷蔵庫に移して一晩かけて解凍します。

※食材の出回り時期は、あくまでも目安です。表示されていない時期でも出回っているものも多くあります。また、地域によっても差異がありますので予めご了承ください。


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