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食材事典

かに
撮影:砂川千恵子
かに
市場に多く出回るかにには、毛がに、たらばがに、ずわいがに(いずれもゆでた状態が主)などがあります(写真はたらばがに)。大型のかにの中で最も味がよいたらばがには、実はかにでなくヤドカリの仲間で、その名はたらの漁場と重なることから。
これらの大型のかには、主に北太平洋北部を中心に深海に生息しているので、取れるようになったのは、深海での漁獲技術が発達した明治以降のことです。

選び方
持ち比べてみて、ずっしりと重みのあるものが、身が詰まっています。また、鮮やかな赤色をしているものを選んで。
出回り期


■ 最盛期
■ 出回り期
旬は、たらばがに、ずわいがには冬、毛がには夏から秋。

栄養
低脂肪、高たんぱく質のヘルシーな食品。うまみのもとは、グルタミン酸、グリシン、アルギニンなどのアミノ酸類です。
骨や歯の成分となり、精神を安定させる働きがあるというカルシウムが豊富。また、コレステロール値を下げて動脈硬化を予防するタウリンも含まれます。サプリメントなどの原料となる殻には、免疫力を高めてがんを予防し、血中脂質を減らして動脈硬化を防ぐ働きのある、動物性食物繊維のキチン・キトサンが豊富です。
ここがポイント 〜かに〜
Point1●基本の扱い方
足の太い部分は平たい部分を上にして持ち、足のつけ根から節に向かって、左右両側にキッチンばさみで切り目を入れ、殻をはずして身を取り出します(写真1・2)。
また、関節の殻の下の薄い膜の部分にぐるりとはさみを入れて、足を引っ張って身を取り出す方法も(写真3・4)。かにしゃぶのときなどに扱いやすくなります。
また、足の細い部分も同様に関節の下にはさみで切り目を入れ、身を引き抜きます(写真5・6)。
ツメ
ツメは、殻の比較的やわらかい部分にキッチンばさみで切り目を入れ、身を取り出します(写真7)。
甲羅の内側にも身がたくさん詰まっています。
いくつかに切り分けてある場合は、やわらかい殻を切り、菜箸などで身を取り出します(写真8・9)。また、つながった大きいままの場合は、包丁で縦半分に切ってから身を取り出します(写真10)。
殻なしの商品も
最近では身をほぐしたフレーク状のもの、足を殻から出した状態のものも売られていて、手軽に使えます(写真11)。

※食材の出回り時期は、あくまでも目安です。表示されていない時期でも出回っているものも多くあります。また、地域によっても差異がありますのであらかじめご了承ください。


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