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食材事典

きゅうり
撮影:貝塚 隆

きゅうり

サラダ・漬けもの、酢のものと、みずみずしい食感で涼を楽しむきゅうりは、もっともなじみの深い夏野菜の1つ。また、うなぎやあなご、たこなど、魚介の付け合わせの定番、名脇役でもあります。

選び方
緑色が鮮やかで、握るとハリと弾力性があり、重量感のあるものを。いぼはチクチク痛いくらいのものが新鮮で、古くなると皮にシワができ、いぼもつぶれてきます。曲がっていても味には無関係ですが、太さは均一のものを選びましょう。
出回り期


■ 最盛期
■ 出回り期
年間生産の60%以上がハウス栽培で一年じゅう出回っていますが、本来の旬は夏。味がよい露地ものが多く出回ります。
栄養
90%以上が水分で、利尿作用のあるカリウムが多く、むくみの改善に。また、カリウムには体内のナトリウムを放出する働きもあるので、高血圧の予防にも。青臭さのもと・ピラジンは血液が固まるのを防ぎ、脳こうそく・心筋こうそくを予防します。
ここがポイント 〜きゅうり〜
Point1●基本の扱い方
へたを切る
両端を7〜8mmほど切り取ります。
皮をむく
皮むき器でむくのがいちばん。縦にスーッと引いてむきます。
板ずり
1)きゅうりはアクを抜くと同時に、表面のチクチクしたいぼを取り、青みを鮮やかに仕上げるために板ずりをします。まな板にのせ、塩をたっぷりふり、両手で軽くまな板に押しつけるようにして、向こう、手前とゴロゴロ転がし、さっと水洗いして塩を落とします。
2)きゅうりが1本のときは塩を手に直接とって、きゅうりをギュッギュッと握るようにしても。
塩もみ
酢のものなど、しんなりさせて食べたいときは、塩もみをします。
1)薄い小口切りにしたきゅうり2本につき小さじ1/4くらいの塩をふってざっと混ぜます。
2)しばらくおき、しんなりして水が出てきたら、両手で絞って水をきります。
Point2●切り方
小口切り
へたを落として、端から1〜3mm幅に切ります。
斜め薄切り
きゅうりに対して包丁を45度程度に入れ、端から1〜3mm幅に切ります。
せん切り
斜め薄切りにしたものを重ねて、縦に細く切ります。この切り方だと、皮が均等になります。
短冊切り
1)きゅうりを必要な長さに切り、縦半分に切ります。
2)切り口を下にして縦に置き、端から薄く切ります。
蛇腹切り
切り目がたくさん入るので、味のしみ込みもよくなります。あえものや、焼き魚の飾りなどに添えて。
1)きゅうりは板ずりをし、1〜2mm間隔で、斜めに深い切り込みを入れていきます。
2)反対側に返して、裏側も同じように、切り込みを入れ、塩水にひたしてから、一口大に切ります。
3)なれないうちは、材料の両端に割り箸などを置いて切ります。包丁が割り箸で止まるので、切り離してしまう失敗がありません。
4)菊花切りや蛇腹切りのように、同じ間隔で一定の深さの切り込みを入れるときは、包丁の刃先を支点にして刃元を動かすようにして切るのが、上手に切るポイント。
たたききゅうり
水分が多く、切り口がツルンとしているきゅうりは味がしみにくい素材。あえものや漬けもの、炒めものなどには、味がからみやすくなるように、すりこ木などでたたき割って、一口大にちぎって調理することもあります。
切り違い
飾り切りのひとつです。完成形はこのようになります。
1)5〜6cm長さに切り、中央に包丁を入れて中心よりやや下で止めます。
2)斜めに包丁目を中心まで入れます。
末広切り
きゅうりやにんじん、うどなどで作ります。あえものや口取りなどに使います。盛りつけるときは、切り込みを広げて扇形に。
1)3cm長さに切り、さらに縦に4等分して、それぞれを長さの三分の二まで薄く包丁目を入れて、手で開きます。
Point3●保存
保存するときは
余分な水があると、そこからいたんでしまいます。ペーパータオルなどで表面の水分をふいて、ビニール袋などに入れ、密封して冷蔵庫へ。

※食材の出回り時期は、あくまでも目安です。表示されていない時期でも出回っているものも多くあります。また、地域によっても差異がありますので予めご了承ください。


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