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食材事典

オクラ
撮影:貝塚 隆

オクラ

オクラは、英語名。東北アフリカ原産の緑黄色野菜で、表面に生えたうぶ毛と、独特の粘りが特徴です。
一般に、多く流通するのは、切り口が五角形のものですが、切り口が丸いものもあります。また、表面の色が紅色のもの、長さが3cmほどのミニオクラなど、さまざまな種類のものが出回っています。
和、洋、エスニックと、いろいろな料理に幅広く使えます。下ゆでして、あえもの、酢のもの、サラダ、炒めもの、煮ものなどに。

選び方
緑が濃く鮮やかで、うぶ毛が密生し、みずみずしく、角がはっきりしたものを選びます。長さが6〜8cmの未熟なものがおいしく、あまり大きすぎるものは中の種がかたいので避けます。
出回り期


■ 最盛期
■ 出回り期
7月〜9月には高知県、鹿児島県、沖縄県産などの露地ものが出荷されて、価格も安定しますが、そのほかの時期はハウス栽培のため、やや高価になります。
栄養
細胞の老化を防ぐ、抗酸化作用のあるβ-カロテンや、日本人の女性に不足しがちなカルシウムを多く含む、緑黄色野菜です。独特の粘りはムチンによるもので、整腸作用や、胃の粘膜を強化する作用があります。
ここがポイント 〜オクラ〜
Point1●基本の扱い方
へたのまわりをむく
へたの部分がかたいので、大抵は切り落として調理します。
切り口の軸を切り落としたあと、へたのまわりの、がくの部分をぐるりと削るようにむくと、見た目もきれいに仕上がります。さらに、軸の根元に1〜2本切り込みを入れると、火の通りもよくなります。
板ずりをする
オクラの表面には、うぶ毛が密生していて、そのまま調理すると舌ざわりがよくないので、板ずりをして、うぶ毛を除きます。
まな板にのせて塩適宜をふり、ゴロゴロ転がします。
1本ずつ、塩をつけて手でこすってもOK。
ゆでる
1)熱湯に、へたのまわりをむいて板ずりしたオクラを入れます。再び沸騰したら、緑が鮮やかになるのを目安に2分ほどゆでます。
表面に塩がついたまま熱湯でゆでるので塩ゆでになります。
2)すぐに冷水にとり、緑色を鮮やかに仕上げます。
●煮ものや炒めものに加えるときは、加熱しすぎを避け、色よく仕上げるために、切る前にさっと下ゆでしてから使います。下ゆでしたあと、料理に応じた大きさに切り、調理の最後に加えます。
生で調理する場合
下ゆでをせずに、焼いたり揚げたりする場合は、へたのかたい部分と、先端の部分を切り落としてから調理すると食べやすく、火も通りやすくなります。
Point2●切り方
小口切り
へたを切り落とし、端から1〜2mm厚さに切ります。
斜め半分に切る
そのままでは大きすぎるときは、斜め半分に切っても。さっとゆでてから斜めに包丁を入れて切ります。
●形が生かせるので、サラダやつけ合わせなどに。
たたく
薄い小口切りにしたものをまな板の上に広げて包丁で細かく刻みます。

※食材の出回り時期は、あくまでも目安です。表示されていない時期でも出回っているものも多くあります。また、地域によっても差異がありますので予めご了承ください。