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食材事典

里いも
撮影:貝塚 隆

里いも

インド原産で、稲よりも古く伝来した里いも。いも類の中では最も低カロリーで食物繊維も豊富なので、ダイエットにも向く素材です。品種が多く、一般的な土垂以外にも、石川小芋、エビイモ、セレベス、タケノコイモ(京芋)、ヤツガシラなどもみな里いもの一種。

選び方
土がついていて湿っているものが、味と鮮度が保たれています。皮に傷やひび割れなどがあるものや、洗って売られているものはいたみが早いので、避けます。また、乾燥に弱いので、冷蔵庫でなく室温で保存して。
出回り期


■ 最盛期
■ 出回り期
8月〜9月に早生(わせ・早く成熟する品種)が出たあと、9月〜12月ごろまで、品種の違うものが次々と出ますが、10月〜11月がおいしい時期です。
栄養
主成分はでんぷんですが、いも類の中では高血圧予防に効果のあるカリウムを多く含みます。ぬめりのもとのムチンは、肝臓や腎臓によく、消化を助け、便秘解消にも効果大です。
ここがポイント 〜里いも〜
Point1●基本の扱い方
洗う
里いもには特有のぬめりがあり、皮をむくと手がかゆくなる人もいるのでは? 時間に余裕があれば、皮のまま洗って土などの汚れを落とし、そのままざるに上げて乾かしてから皮をむくと、ぬめりが出にくくなり、手がかゆくなることもありません。
皮をむく
里いもは、上下を少々落として、縦に皮をむきます。縦に6本、六角に角をつけて、対角にむいていくときれいにむけます。また、小さいものは、皮つきのままゆでたり、電子レンジ加熱で火を通してから、手でむいてもツルッとむけます。
輪切り
いもを寝かして端から5〜6cm厚さに切ります。
ぬめりを取る
ぬめりがあるまま調理すると、味がしみにくく、仕上りもネバネバすることがあるので、塩もみをしたり、ゆでこぼしてぬめりを取ります。
1)どの程度取るかは料理によって異なりますが、いつものおかずなら、皮をむいて塩もみしてから洗い流し、軽く取る程度で充分。
2)かぶるくらいの水と一緒に火にかけます。沸騰すると白い泡とともにぬめりが出るので、さらに2〜3分ゆでて湯をきると、さらにしっかり取れます。下ゆでにもなって一石二鳥です。

※食材の出回り時期は、あくまでも目安です。表示されていない時期でも出回っているものも多くあります。また、地域によっても差異がありますので予めご了承ください。