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食材事典

そら豆

そら豆

さやが大空へ向かって直立するように育つことから、空豆と書いたり、形が蚕に似ていることから蚕豆の字を当てることも。原産地は西アジアで、4000年も前から栽培されていたとか。日本へは江戸時代に渡来しました。
家庭では生を塩ゆでで食べることがほとんどですが、乾物を煮豆やいり豆にすることもあります。

選び方
さやから出すと急激に鮮度が落ちるので、なるべくさやつきを求め、使う直前にさやから出したいもの。さやが浮いていたり、褐色になったものは、古くなっています。
出回り期


■ 最盛期
■ 出回り期
秋を除いてほぼ通年出回りますが、やはり旬の4〜6月に食べたいもの。ゆでて冷凍されたものも出回っています。

【平成17・18年 東京都中央卸売市場データ参照】
栄養

主成分はたんぱく質と炭水化物で、たんぱく質はとても消化のよい形をしています。多く含まれるビタミンB1は、脳のエネルギー源、ブドウ糖の代謝に欠かせないビタミン。精神疲労や神経系の機能回復に。乾物でない生の豆にはビタミンCも含まれます。
そら豆を食べるとむくみがとれるといわれるのは、含まれるカリウムに利尿作用があるため。またカリウムには、ナトリウムとバランスをとって、血圧を下げる働きもあります。
若くやわらかいものは、皮ごと食べると、食物繊維が腸の掃除に効果的です。
基本の扱い方 〜そら豆〜
 
さやから出す
1)両手でさやを絞るようにしてぎゅっとねじり、さやを割る。
2)さやを両手で持って、親指を立てて押し開くようにして、豆をひと粒ずつ取り出す。
切り目を入れる
豆の黒い部分(お歯黒ともいう)の反対側に、包丁で切り目を入れる。
ゆでる
鍋に湯を沸かし、そら豆500gに対して、塩大さじ1を入れて、約3分間ゆでる。
粗熱をとる
冷水にとって粗熱をとる。粗熱がとれたら、ざるに上げて水けをきる。
皮をむく
そのまま食べるときは、ざるに上げて広げてさまし、塩少々をふる。切れ目を入れている場合、そこを上にして持ち、両側に開いて皮をむく。

切り目を入れていない場合は、豆の黒い部分から皮を指でつまんで破る。

豆を押し出しながら、ひと粒ずつ取り出す。

※食材の出回り時期は、あくまでも目安です。表示されていない時期でも出回っているものも多くあります。また、地域によっても差異がありますので予めご了承ください。