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食材事典

玉ねぎ

玉ねぎ

生で、炒めて、煮て、揚げて、焼いてと、いろいろに調理され、和・洋・中、いずれの料理でも使われます。特に西洋料理では、味のベースとしても欠かせない野菜です。 古代エジプトでも栽培され、南ヨーロッパでも紀元前から食べられていたとか。日本に伝わったのは江戸時代ともいわれますが、本格的な栽培は明治時代から。
一般に流通している玉ねぎ(黄玉ねぎ)は、夏から秋にかけて収穫され、収穫後1カ月風干しして日持ちをよくしてから出荷され、貯蔵庫で保管されて、翌年まで需要に応じて出荷されます。
春には新玉ねぎが出回ります。新玉ねぎは、普段流通しているものに比べ、やわらかく、辛味も少ないので、そのままスライスオニオンなどに。
そのほか、早春から春にかけて出回る白玉ねぎ、黄玉ねぎを超密集栽培して小さく育てたペコロス(小玉ねぎ、プティオニオンとも)、表皮が鮮やかな紅紫色の赤玉ねぎ(紫玉ねぎ、レッドオニオンとも)などもあります。

選び方
球がかたく締まっていて、重みがあり、茶色の外皮が乾いていてつやのあるものを。芽が出ていたり、根が伸びているものは、品質が落ちています。
出回り期


■ 最盛期
■ 出回り期
旬は品種により異なりますが、春から夏が主。春の新玉ねぎ以外は、風乾(風に当てて乾かす)して保存性を高め、年じゅう出回ります。

【平成21年 東京都中央卸売市場データ参照】
栄養

ビタミンB1と、高血圧を予防し、筋肉の働きをよくするカリウムを含みます。玉ねぎを切ったときの刺激臭と辛みのもとが、硫化アリル。硫化アリルは、ビタミンB1と結合してその吸収を促進するので、B1不足から起こる疲労、食欲不振、不眠、イライラなどを改善。また、抗酸化作用や、血栓をできにくくする作用、できた血栓を溶かす作用があるので、生活習慣病の予防にも有効です。
ここがポイント 〜玉ねぎ〜
Point1●切り方
皮をむく
1)上下を落として皮をむく。
2)残った先端の茶色い部分は包丁でむき取る。
輪切り
玉ねぎの繊維を切る向きに、用途に応じた厚さに切る。
みじん切り
1)縦半分に切り、切り口を下にして置き、根元を切り離さないよう、根元の手前まで縦に細く切れ目を入れる。
2)90度回して、へたを左側にし、厚みに何本か薄く切り目を入れる。右側から細かく切るとみじん切りに。
くし形切り
1)根元を切らないよう、根を切り落とす。
2)包丁を繊維に沿って斜めに入れて適当な大きさにする。
薄切り
縦薄切りにする場合、縦半分に切って、切り口を下にして縦に置き、繊維に沿って、端から料理に応じた厚さに切ります(画像のもの)。形が崩れにくいので、料理の中で形を残したいときに。
横薄切りにする場合、縦半分に切って、切り口を下にして横(輪切りと同じ向き)に置き、端から料理に応じた厚さに切ります。サラダなどに使う場合で、早く辛みを抜きたいときは、横に薄切りにして水にさらします。

※食材の出回り時期は、あくまでも目安です。表示されていない時期でも出回っているものも多くあります。また、地域によっても差異がありますので予めご了承ください。