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食材事典

とうもろこし
撮影:澤木央子

とうもろこし

南アメリカ原産。コロンブスがヨーロッパに持ち帰って世界中に広まり、なくてはならない穀類・野菜となりました。
とうもろこしは、粒の形や性質によって、いくつかの品種群に分かれています。ふだん、野菜として食べるものは、甘味種(スイートコーン)で、完熟していない果実(雌穂[めすほ])を食べます。ベビーコーン(ヤングコーン)は、早めに収穫したものです。甘味種には、さらに、バイカラー、ゴールデン、シルバー(ハニーバンタム)などの品種があり、品種改良も進んでいます。
加工用品種も多く、完熟した種子を粉末にしてパンやコーンフレーク、トルティーヤ(メキシコの主食で、薄焼きパンのようなもの)にするものや、でんぷんを分離してコーンスターチをとるもの、バーボンウイスキーの原料に使われるもの、家畜の飼料とするものなどがあります。

選び方
皮の緑色が濃く、ひげは褐色か黒褐色のものが完熟しています。実が先端までびっしりついているもの、粒が大きく揃っているものがよいでしょう。
新鮮なものは、茎の部分がかたくしっかりとしています。
出回り期


■ 最盛期
■ 出回り期
一年を通して出回りますが、夏が旬。ベビーコーンの旬は、とうもろこしより少し早く、5月くらいから。
栄養

主成分は糖質(炭水化物)で、野菜にしてはカロリーは高め。
表皮には食物繊維が多く含まれ、胚芽(はいが)部分には、糖質をエネルギーに変えるときに働くビタミンB1や、ビタミンEなども含まれます。胚芽を生かして食べるには、実を包丁でこそげずに、手ではずして。
ココがポイント! 〜とうもろこし〜
Point1●基本の扱い方
皮をむく
皮は調理の前にむき、ひげまできれいに除きます。むきにくいときは、1枚ずつ、根元のほうへ引っ張って。
実をはずす
1)包丁の刃元を実に縦に差し込み、えぐるようにして、2〜3列はずします。
2)はずした部分に親指をあて、つけ根に力を入れて、はずしていきます。こうすると栄養の多い胚芽まで、きれいにはずれます。
電子レンジで加熱
そのまま食べる場合や、加熱してから調理する場合は、電子レンジが手軽。
皮をむいたら、ラップで全体をぴったりと包み込み、電子レンジで加熱します。1本(約300g)当たり、約6分を目安にして。
皮つきの場合は、皮をむかずに、そのまま加熱してもOK。

※食材の出回り時期は、あくまでも目安です。表示されていない時期でも出回っているものも多くあります。また、地域によっても差異がありますので予めご了承ください。