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『大原千鶴のかんたん美味和食』出版記念講座

2016年2月3日(水) 13:30~15:00 教室:KADOKAWAセミナーホール(東京・市ヶ谷)

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『レタスクラブ』の連載でもおなじみの大原千鶴さん。今回はその連載をまとめた新著『大原千鶴のかんたん美味和食』の出版を記念した講座が開催に。今回はその様子をレポートします。

レタスクラブ 大原千鶴のかんたん美味和食 出版記念講座 大原千鶴

講師プロフィール

大原千鶴 大原千鶴さん 京都の名料理旅館「美山荘」の次女として生まれ、幼少から料理に触れる。現在は京都市内に住み、料理研究家として各メディアで活躍中。2男1女の母。
⇒大原千鶴さんのブログ「徒然ごはん

【第一部】「和食をおいしく作るには」

まず第一部は「和食をおいしく作るには」というお題での講義。さまざまなポイントで語っていただきました。抜粋してご紹介します。

調味料を変えない。でも買い物の場所は変える

レタスクラブ 大原千鶴のかんたん美味和食 出版記念講座 大原千鶴 慣れ親しんだ調味料がいちばん。それを変えると感覚が鈍るし、常時コンスタントに買えるものがよく、いい調味料だからって変える必要はないのでは。
いつも行ってるスーパーは、売り場がわかっているからこそ便利だが、違うところに行ってみると目先が変わって食卓のマンネリ化を防げるため、買い物の場所を変えるのも一案。

残り物を出さない&煮汁も調味料

レタスクラブ 大原千鶴のかんたん美味和食 出版記念講座 大原千鶴 残り物を出さない工夫が家の味につながる。「始末をする」という京都の風習があるが、それだけではなく、ものの命を活かし、余りものをうまく使いこなすことによって、その家なりの味ができると思う。その家ならではの料理をみなさんお持ちのはずで、それこそが家の味。
また、“煮汁も調味料”というのは、たとえば魚を炊いたお汁が残っていたら、そこでもう1回お豆腐やねぎを炊いたりして使いまわす。それがいい調味料になるということ。

おいしさにあまり影響がなければ、省ける手間は省く

レタスクラブ 大原千鶴のかんたん美味和食 出版記念講座 大原千鶴 昔に比べて野菜の糖度も高くなり、油揚げなども昔は古い油で油くさかったようなものもあったけれど、今はそういったこともなく、逆に油をうまく使ってコクを出したり。昔と同じようにしなくてもおいしくする方法はたくさんあるので、自分の頭で感じながら省けるところは省いたらよいのでは。

洗い物を少なく

レタスクラブ 大原千鶴のかんたん美味和食 出版記念講座 大原千鶴 これは大事。同じフライパンを洗いながら使うなどしていくうちにタイミングを合わせていくとスピーディに調理できるようになる。手早く料理した方が絶対においしくなるし、段取り力も上がる。

引き算の料理を心がける

レタスクラブ 大原千鶴のかんたん美味和食 出版記念講座 大原千鶴 何でも足していけばおいしいわけじゃない。他国の料理はいろんな味を足していくことがおいしくなる秘訣だったりするけれど、和食は特に、なるべくシンプルな料理にした方が引き立つ。

自分の舌を信じる

レタスクラブ 大原千鶴のかんたん美味和食 出版記念講座 大原千鶴 おいしいと思う自分の舌は間違っていないし、それが家庭の味になっていくので、あまりブレずに、おいしいと思うものをキープしていくことでそれが自分の家の味になっていく。

何事も過ぎたるは及ばざるがごとし

レタスクラブ 大原千鶴のかんたん美味和食 出版記念講座 大原千鶴 揚げ過ぎたり、焼き過ぎたりする人がとても多い。例えば焼き魚でも余熱をうまく利用すると、ふっくら仕上がる。

道具に頼らない

レタスクラブ 大原千鶴のかんたん美味和食 出版記念講座 大原千鶴 便利な調理道具を使うからといって料理の腕が上がるわけではない。それよりも、自分の感覚を研ぎ澄ませることが、料理の勘を鍛えることにつながる。

「たて」を揃える

レタスクラブ 大原千鶴のかんたん美味和食 出版記念講座 大原千鶴 ごはんは「炊きたて」、魚は「焼きたて」、お味噌汁は「出来たて」。これらを揃えることで、家庭料理がおいしくなる。

「三」で盛り付ける

レタスクラブ 大原千鶴のかんたん美味和食 出版記念講座 大原千鶴 三角形の形に、三回に分けて、三種類(奇数)、器の余白は三割以上残すとおいしそうに見える。

【第二部】大原さんによる料理のデモンストレーション&試食


レタスクラブ 大原千鶴のかんたん美味和食 出版記念講座 大原千鶴

ここでは大原さんによる料理デモンストレーションが行われました。メニューはいずれも新著からのレシピで「ちらしずし」「じゃがいもの木の芽みそあえ」「豆腐なます」の3品。手際よく料理を作りながら、レシピの応用で代わりに使える材料や、美しく見える盛り付け、京都の風習、大原さんが普段実践しているアイディアなどを盛り込んだお話をされる大原さん。さらに大原さんの幼少時に「まかない」のお手伝いをされたときのことなど、貴重なエピソードも。そのあとは受講者のみなさんの試食タイムとなりました。

大原さんの手際のよさに皆釘づけ

レタスクラブ 大原千鶴のかんたん美味和食 出版記念講座 大原千鶴 着物にたすき掛け姿でてきぱきと料理をする大原さん。作りながら「ああおいしそう」と思わず出た大原さんのコメントに、会場から笑いも。そうこうしているうちにあっという間に3品が出来上がりました。

待ちに待った試食タイム!

レタスクラブ 大原千鶴のかんたん美味和食 出版記念講座 大原千鶴 「ちらしずし」「じゃがいもの木の芽みそあえ」「豆腐なます」の3品を試食。見た目も華やかで美しい3品に、「おいしい~!」の声が次々にあがります。ランチョンマットに使った半紙には、大原さんのスタッフお手製の梅の花の消しゴムハンコが押され、しつらえも春らしいものとなりました。

講座終了後にはサイン会も!

レタスクラブ 大原千鶴のかんたん美味和食 出版記念講座 大原千鶴 大原さんと直接話せるチャンスとあって、会場には長蛇の列が。「先生と直接お話できて嬉しかったです!」という声が多く寄せられました。


撮影/松本順子

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大原千鶴のかんたん美味和食

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