3ヵ月で東大大学院に合格した"ただの主婦"ただっちに聞く!「自分らしく生きるための」勉強のすすめ

#くらし   

家事が苦手なぐーたら主婦がたった3ヵ月で東大大学院に合格! もともと勉強はニガテだったというただっちさんが一体どうやって合格にこぎつけたのか? その勉強法が『普通の主婦が東大大学院に合格して自分の人生を見つけた超勉強法』(KADOKAWA)にまとめられました。

『普通の主婦が東大大学院に合格して自分の人生を見つけた超勉強法』

「超合理的」な勉強法で人生の大逆転を掴んだ、著者のただっちさんに、モチベーションを維持するコツと自分らしく生きるためのアドバイスを聞きました。


東大大学院に通う主婦、ただっちです

勉強が続かない人は、勉強法に出会えてないだけなんだ…


勉強は「自分のために」やっている! ポジティブな感情が大事


――前作のコミックエッセイ『ただの主婦が東大目指してみた』では、家事ができない悩みから東大受験を志すという発想の飛躍が爽快でした。普通なら、勉強するにしても自分の得意分野を伸ばそうと考えそうなものですが、ただっちさんはなぜ全く未知の分野に飛び出そうと思ったのでしょうか?

ただっち 私の得意分野は「英語」だったのですが、「英語」を使って具体的な何かをしたい、と言うビジョンがありませんでした。そもそもコミュニケーションが得意ではないので、英語を話す仕事がしたいわけでもなく、英語で書かれた本を読んだり、海外ドラマを見たりするのはあくまでも娯楽だという意識でした。

なので、「得意」で成功の道が近そうなものよりも、難しいけれどワクワクする「興味」や「理想の自分」を優先しようと思ったんです。

スケジュールを自分仕様にカスタマイズ

スケジュールの例


――ちゃんとした主婦に生まれ変わろうとして夫と共同でタイムテーブルを作ったときは失敗に終わってしまったのに、今回のスケジュールではなぜうまくいったのでしょうか? 

ただっち 夫と一緒に作ったタイムテーブルは、人に言われて無理やり作ったスケジュールだったのが失敗の原因ですね。(子どもの頃、夏休みに学校で作らされた宿題のスケジュールがうまく進まないのと似ていると思います…)

受験時に作ったスケジュールは、自分の目標のために、自発的に作ったスケジュールだったからこそ、達成できたのでしょう。「やらされている」とか「やらなくてはいけない」という意識ではなく、「好きでやっている」「自分のためにやっている」というポジティブな感情がうまくいく大きな要因でした。

――家事は午前中のうちに一気に片付けるスケジュールなのですね。手をかけようと思えば際限なくかけられてしまう家事を午前中のうちにきっぱりと終わらせるコツとは?

ただっち 私の場合は、毎日特に手をかける家事をひとつ、もしくは二つ決めています。例えば、お風呂掃除を丁寧にやるとか、思いっきり作り置き料理をするとか、外での用事を一気に済ませるとか、これと決めたものだけをしっかりやって、他の家事を「手の抜きどころ」にしています。

手を抜くと決めた家事が午前中に終わらない場合は、中断して、明日以降に持ち越します。お昼ご飯を食べたら、自分の時間が始まる! ・・・という気持ちで午前中に家事をこなしていました。

夢を叶える「願望ノート」でモチベーションアップ!


夢を叶える「願望ノート」

願望ノートはプラスの気持ちを生じさせる

願望ノートの書き方例


――自分の願望を思いのままに書いていく「願望ノート」は真似してみたくなりました。これは、肯定的な言葉を書きだすことで、自分の意識そのものが変わっていくということなのでしょうか?

ただっち そうですね。私を含め、自己肯定感の低い人は願望が叶わないのがデフォだという考え方のクセがある傾向があります。そのクセを解してあげるための、「セルフ洗脳」だといってもいいかもしれません。

はじめは叶いっこないと思うような願望でも、自分の気持ちを明確にして、毎日それをアウトプットしていくことで、その願望の存在感がどんどん強くなると同時に、過去形ですでに叶ったかのように書くので、「叶って当然の願望」だと感じるようになります。

願望ノートを続ければ続けるほど、日常生活でその願望を叶えるヒントになるものに敏感になることもできますし、モチベーションも保つことができ、無意識レベルで成功に近づいていけるというわけです。

――なるほど! でも、願望ノートにいろいろ書いてもそれが叶わなかったとき、続けられるか心配です…。

ただっち 「今は叶わなくても、どこかのタイミングで、ふと叶う時がくるんだ」、と思いながら色んなことに積極的に取り組み続けるといいですよ。

また、同じ生活ばかりしていては、新しい情報が入ってこないので、少しでも興味が湧いたものや、なぜか惹かれるものは、どんどん首を突っ込んで行ったり、情報収集したりすることが大事。あくまで私の経験ですが、実際に、なんとなく面白そう、と思ったものに首を突っ込んで、後々その知識が役立ったり、偶然の出会いや発見のおかげで、達成した願望がたくさんあります。

次ページ:夫に協力してもらうにはどうすればいい?(2/2)

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ただっち
現役・東大院生。英語学習カウンセラー。ブログ『ただの主婦が東大目指してみた』が、開始後5ヶ月で1日最高28万PV、月間450万PVを記録。結婚を機に専業主婦になったものの、東大大学院の受験を決意。著書に『普通の主婦が東大大学院に合格して自分の人生を見つけた超勉強法』(KADOKAWA)、『ただの主婦が東大目指してみた』(フォレスト出版)。

『普通の主婦が東大大学院に合格した勉強法』▶掲載話一覧はこちら

『ただの主婦が東大目指してみた』▶掲載話一覧はこちら

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たった3ヶ月で見事東大大学院に合格した普通の主婦ただっち。もともと勉強がニガテだったからこそたどり着けた「超合理的」メソッドで大逆転を掴みました。そのノウハウを大公開した、学びたい大人必読の一冊です。

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