消耗品のストック、どうしてる? わが家のトイレットペーパー事情

#くらし   
トイレットペーパーのストックこそ「どのくらいストックすれば安心か」を逆算して定期的に買うようにすると、もしものときにも困りません。

唐突ですが、消耗品のストック量についてお話したいと思います。

消耗品の代表例といえばトイレットペーパーですが、みなさんはトイレットペーパーをどのくらいストックしていますか? 家族の人数や性別によって消費量は異なると思いますが、わが家では1ヶ月でちょうど8ロールがなくなるので、買うのは1パック8ロール/1か月。毎月1パックを宅配で定期購入し、みんなが交換しやすいようにトイレの棚に8ロール並べていました。これならなくなってから急いで買いにいかなくていいし、収納場所もトイレの棚だけで間に合っていたのです。

ところがご存知の通り2020年の初春、突然のコロナ禍。影響が大きくなるにつれてトイレットペーパーの欠品も大きく報道されるようになりました。定期購入先からも「現在注文が殺到していて、予定通りに配送できない可能性があります」という連絡がくるようになり、私は焦りました。予定通りに届くという前提で「過不足なく持てている」と思っていましたが、予定通りに届かないとなると途端に困ってしまうのです。トイレに流すトイレットペーパーは、ティッシュペーパーやキッチンペーパーでは代用できないこともそのとき実感しました。ドラッグストアの店頭からもトイレットペーパーの在庫がすっかり消えていたころでした(とはいえ、実際には定期的に配送され、困った経験はせずにすんだのですが)。

コロナ禍に限らず、災害で物流が止まる可能性も考え、いったん、私は2か月分をストックすることにしています。予備の1パックはトイレに置けるスペースがないのでクローゼットの中に収納することにしました。新しいトイレットペーパーが2パック届いたら、1パックはクローゼットに、もう1パックはトイレの棚に並べます。トイレットペーパーのストックこそ「減ってきたからなんとなく買いに行く」のではなく、「どのくらいストックすれば安心か」を逆算して定期的に買うようにすると、もしものときにも困りません。

シンプルライフ研究家 マキ

シンプルライフを通し心に余白をつくる提案をする、シンプルライフ研究家マキさん

不要なものは持たない「シンプルライフ」を通して、心に余白をつくる提案をする。雑誌やテレビなどで発信や講演活動も行なう。著書は『なくす家事』(小社刊)はじめ12冊。夫と中学生、小学生の女の子の4人家族。オンラインサロン「シンプルライフ研究会」主宰。

撮影/林ひろし 編集協力/宇野津暢子 デザイン/河村かおり(yd)

文=レタスクラブ編集部

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