保温モードを使ってしっとり「ローストビーフ」/炊飯器でラクラク定食(8)
ご飯とメインのおかずを同時に作れるなど「調理機能が付いている炊飯器」は使い方によっては日々のごはん作りの味方に!
書籍『炊飯器で一発定食』には、炊飯器のお釜をクッキングシートで二層に分けて、白いご飯+ハンバーグなどのおかずを同時に作る方法や、お肉の煮物のレシピ、カオマンガイや丸ごとトマトピラフなどのワンプレートご飯のレシピが満載。
5ツ星お米マイスターの澁谷梨絵著『炊飯器で一発定食』から作り方とレシピをご紹介します。
※調理機能の付いていない炊飯器は使用しないでください。
※本作品は 澁谷梨絵著の書籍『炊飯器で一発定食』から一部抜粋・編集しました
ローストビーフ
やわらかく、ちょうど良い火入れに仕上がる、
失敗なしのローストビーフ!
材料(作りやすい分量)
牛かたまり肉(ローストビーフ用)… 400〜500g
塩… 小さじ1
こしょう… 適量
バター… 10g
A
・しょうゆ… 130ml
・赤ワイン… 100ml
・砂糖… 大さじ2
・ローリエ… 1枚
・にんにくのすりおろし… 1かけ分
作り方
1.牛肉は室温にもどし、キッチンペーパーで水気をとり、塩、こしょうをすり込む。
2.フライパンにバターを熱し、1を入れて強火で全面に焼き色をつける。肉をとり出して炊飯器に入れる。フライパンの肉汁にAを加えて加熱し、ひと煮立ちしたら炊飯器に加える。
3.保温モードで13分。裏返してさらに13分保温する。食べやすく切って盛り付け、内釜に残ったたれと好みでクレソンを添える。
保温モードについて
ローストビーフなど、じっくりと低温で火入れをしたい料理に。また、煮込みや角煮など、じんわり味をしみこませたいときも保温モードで放っておくと、やわらかく味がしみます。
保温モードも加熱し続けていることになるので、炊けたごはんの入れっぱなしは注意
『炊飯器で一発定食』のルール
・炊飯器のタイマー機能を使用する場合、気温や室温などの環境により、食材が傷まないようじゅうぶんに注意してください。
・使用した炊飯器は5.5合炊きです。
・計量スプーンは大さじ1=15ml、小さじ1=5ml、計量カップは1カップ200mlです。ただし、米を計るときの1カップは180mlです。
・こしょうはあらびき黒こしょう、砂糖は上白糖、塩は精製塩、しょうゆは濃い口しょうゆ、酒は日本酒、みそは好みのみそを使用しています。お使いの商品によっては塩分が異なるので、味見をしながらお好みに加減してください。
・材料にある「だし汁」はかつお節とこんぶでとったものを使用しています。顆粒の和風だしを溶かしたものや、だしパックでとったものでも大丈夫です。お好みのものをご使用ください。「固形スープ」「顆粒スープ」は特に表記のない場合、コンソメ、ブイヨンなど好みのものを使用してください。
・野菜類は特に指定がない場合、洗う、皮をむくなどの作業をすませてからの手順で説明しています。必要に応じて行ってください。
・調理機能の付いていない炊飯器は使用しないでください。
著者:澁谷梨絵さん
5ツ星お米マイスター/株式会社シブヤ代表
雑穀エキスパート/ ごはんソムリエ /薬膳インストラクター/雑穀マイスター/発酵食スペシャリストの資格を持つ。全国200カ所以上の田んぼに通い詰め、探し出したこだわりの米や雑穀を、「米処 結米屋(ゆめや)」(松屋銀座本店、東急百貨店渋谷本店・たまプラーザ店、渋谷マークシティ店、阪急百貨店大井食品館・都築阪急店)で販売しているほか、釜炊きご飯と手作り総菜弁当の「和デリ」も展開。
また、お客様の体調に合わせた雑穀の調合や、商品化も行う。
ごはんのお供にも精通。炊飯器レシピを得意とする。「あさイチ」(NHK) ・「王様のブランチ」(TBS)などTV出演多数
著=澁谷梨絵/『炊飯器で一発定食』(学研プラス)
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