お手本的な出来栄えを確認したくて、冷食のピーマン肉詰めを【作ってみた】
裏返してみると、ようやくピーマン登場。つまりそれだけ肉たっぷりってことですね

「種を取らずに肉を詰める」「小麦粉や片栗粉をふらずに肉を詰める」「つなぎにチーズを入れる」「切り方の工夫」etc.いろいろな解決法があるらしい。ピーマン肉詰めにおける、「肉とピーマンがばらばらになってしまう」問題だ。ピーマンの肉詰めは我が家も夫婦ともに大好物で、たまに気まぐれに弁当を持っていきたがる夫対策にも冷凍庫に準備させておきたいのだが、どうも焼き上がりのおさまりが悪く「バラッ」となってしまうことがしばしば。そこで1度、「理想的な形」を見てみようじゃないかと思いついたのは、冷凍食品のそれがやたら美味しそうだったからである。


まず、シリーズ名がすごい。「匠御菜(たくみおかず)」って、まるで料亭を思わせるネーミング。さらにパッケージには、ど・どーんと「岩手県産純和鶏を使い なんこつ入り鶏つくねを包んだ 特製ピーマンの肉詰め。」とある(長い!)。高級感あふれる、黒ベースのデザインにも目を奪われ、これは「至高のピーマン肉詰め」なのではと思えてきてしまう。


さて、中身はどうだろう。袋を開けて取り出すと、意外な形をしていた。プラスチックのトレイに4つ並んだそれは、「ピーマンの肉詰め」というより、「つくねにピーマンが張りついている何か」なのだ。電子レンジで加熱したら、変わるのか? と思ったが、あまり印象に変化は見られない。ピーマンからあふれ出たボリュームのつくねがふっくらテリテリに生まれ変わり、そこにぺったり貼りつくピーマン。し・か・し! 実際に食べてみると、パッと見の印象とは真逆にしっかりピーマンが存在感を放っていて、舌触りの滑らかな甘辛ダレのつくねに、爽やかな苦みのアクセントがたまらない。間違いなく米の進む味であり、お弁当のおかずとしては100点満点。ああ、やっぱり肉×ピーマンのタッグはしみじみと美味い……と再確認したところで、「形の良し悪しはとるに足らない問題」という結論に至ったのでした。自分に都合のいいように、解釈していますかね?


文=スモモスキー

【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】