放置され続けた私に向かって父がかけた信じられない言葉/母親に捨てられて残された子どもの話(14)
「結婚したいと思ってる」「男手ひとつで娘を育ててる」
父親の衝撃的な告白に、言葉が出ないゆき。追い討ちをかけるように「お腹に子供がいる」という事実。ゆきはまたも、絶望の淵に追いやられてしまいます。
子は親を選べないからこそ、親から受ける影響は多大なもの。たとえ異質な環境であっても、自分の置かれた境遇に気づく術を持ちません。親子の信頼関係を構築することがどれほど大事か、考えさせられます。
著=菊屋きく子/『母親に捨てられて残された子どもの話』(KADOKAWA)
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