「あの子とは関わらないように!」友だちと遊ぶことも禁止され、進路も職業もすべて母が決定…毒親だと気づいて絶縁(2)

#くらし 
「あんたの為を思って言ってやってるの」遊ぶことすら禁止されて…

『毒親絶縁日記』2話【全12話】


いま、自分の子どもを思い通りにコントロールしようとする「毒親」に悩む人が増えています。勉強や友達関係など、子どものためを思ってアドバイスすることはもちろん大切ですが、子どもが窮屈に感じているのなら、それは過干渉にあたる可能性も。

『毒親絶縁日記』の著者・北瀬ユズさんは毒親に育てられ、子どもの頃は常に母親の顔色をうかがい、「母の機嫌を損ねないようにすること」が行動の基準だったといいます。

親としての言動や繊細な子どもの気持ちについて考えさせられる、北瀬ユズ著の『毒親絶縁日記』から「『あんたの為』と母親に友達と遊ぶことを禁止され、家でひたすら勉強する日々」をお送りします。

北瀬さんのエピソードの数々には胸が締め付けられますが、一度立ち止まって親子関係を考えるきっかけになります。

※本作品は北瀬ユズ著の書籍『毒親絶縁日記』から一部抜粋・編集しました

父が勤める会社の社宅に住み、父と母の三人家族で育ったユズさん。
当時は平凡な家庭だと思って過ごしていたのですが…
大人になり、自分の親が「毒親」だと気づき絶縁することに。

ユズさんは笑っていたかと思いきやいきなり怒鳴り出す、とても感情の起伏の激しい母のもとで育ち、物心がついた頃から母親の機嫌を損ねないよう常に母親の顔色を窺って過ごしていたそうです。
幼いころには、怒り出した母に服を脱がされ下着姿で寒空の下に放置されたことも…。そんな時でも一切口を挟まず我関せずの父親。

もともと身体が弱かったというユズさん。
ある日ひどい便秘が原因で救急病院へ行くことになったのですが、体調を崩したゆずさんを面白おかしく吹聴する母親の姿がありました。
母親には逆らえないことを感じ取りながらも、意を決して気持ちを伝えたのですが…。

両親に愛されているのだと思っていた

友達と遊ぶという宿題が出た時も

絵を描くことが好きになり

何をふざけたこと言ってるの?

そんなこと言うわけないでしょ!


ユズさんは大人になってから絶縁という道を選んだそうです。
親の言動が与える「子どもへの影響」は実は大きなもの。幼い頃は特に親の影響力が大きな時期。親のすることに違和感を感じながらも受け入れようとしても苦しむのは子どもです。きちんと考えて関わっていきたいものですね。

著=北瀬ユズ/『毒親絶縁日記』(ぴあ)

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