祖母が遺したお金を使い込んでいた母。何も知らない娘が「私立高校に行きたい」と伝えると…(11)

#くらし 
高校に行かせてもらえるだけありがたいと思いなさいよ!

『毒親絶縁日記』11話【全12話】


いま、自分の子どもを思い通りにコントロールしようとする「毒親」に悩む人が増えています。勉強や友達関係など、子どものためを思ってアドバイスすることはもちろん大切ですが、子どもが窮屈に感じているのなら、それは過干渉にあたる可能性も。

『毒親絶縁日記』の著者・北瀬ユズさんは毒親に育てられ、子どもの頃は常に母親の顔色をうかがい、「母の機嫌を損ねないようにすること」が行動の基準だったといいます。

親としての言動や繊細な子どもの気持ちについて考えさせられる、北瀬ユズ著の『毒親絶縁日記』から「祖母が遺したお金を使い込んでいた母。何も知らない娘が『私立高校に行きたい』と伝えると…」をお送りします。

北瀬さんのエピソードの数々には胸が締め付けられますが、一度立ち止まって親子関係を考えるきっかけになります。

※本作品は北瀬ユズ著の書籍『毒親絶縁日記』から一部抜粋・編集しました

父が勤める会社の社宅に住み、父と母の三人家族で育ったユズさん。
当時は平凡な家庭だと思って過ごしていたのですが…
大人になり、自分の親が「毒親」だと気づき絶縁することに。

ユズさんは笑っていたかと思いきやいきなり怒鳴り出す、とても感情の起伏の激しい母のもとで育ち、物心がついた頃から母親の機嫌を損ねないよう常に母親の顔色を窺って過ごしていたそうです。
幼いころには、怒り出した母に服を脱がされ下着姿で寒空の下に放置されたことも…。そんな時でも一切口を挟まず我関せずの父親。

両親のひどい言動を受けながらも中学生になったユズさんは、いよいよ進路を決める時期に。母親は昔から公立のA高校に入学させたがっていましたが、ユズさんが見学をして一番行きたいと思ったのは私立のD高校。これまでは「母親がどう思うか」で物事を決めてきましたが、高校進学だけは自分の意見をきちんと伝えることに…!

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