SDGsやSTEAM教育がテーマに!? 「きかんしゃトーマス」が進化している!

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日本でも多くの子どもたちに親しまれている「きかんしゃトーマス」

30年以上前にイギリスで制作・放送がはじまったTVアニメ「きかんしゃトーマス」。架空の島「ソドー島」を舞台に、機関車トーマスが個性豊かな仲間たちと困難を乗り越え、友情を深めていく様子を描いたアニメで、日本でも多くの子どもたちに親しまれています。
そんな「きかんしゃトーマス」が今、国連とタッグを組んでSDGsに取り組んだり、子どもの非認知能力を育むアニメとして注目を集めていることを知っていますか?


「きかんしゃトーマス」がSDGsに取り組み始めた理由とは?


2018年に国連と「きかんしゃトーマス」の共同プロジェクトがスタート

トーマス、パーシー、エドワードなど男の子機関車ばかりだったティドマス機関庫に、ニアやレベッカなどの女の子機関車が増えていたり、トーマスがソドー島を飛び出して世界中の国を走ったり。「きかんしゃトーマス」のアニメシリーズが最近新しく変わってきています。その背景にはなんと国連とのコラボも関係しているそう!

持続可能な世界を目指す国際目標(SDGs)を、未来を担う子どもたちにも伝えたい、という想いから2018年に国連と「きかんしゃトーマス」の共同プロジェクトがスタートしました。SDGsのテーマを前面に出さず、いつもの作品と同じように子ども達に親しんでもらえる内容にするのには多くの苦労があったそうですが、日本で2019年から放送が始まった第22シリーズ以来、SDGsに繋がるテーマもストーリーの一部として描かれるようになりました。

第538話ニアとすうじより

(第538話「ニアとすうじ」より) 

たとえば「目標5:ジェンダー平等を実現しよう」のテーマをもとに描かれた女の子機関車のニア。スワヒリ語で「目的」という意味の名前をもつニアは、目的意識が高く、正義感の強い、実行力のある女の子です。いわゆるジェンダーロールの殻を打ち破るニアの強さは、女の子が物怖じせずにいろいろなことに挑戦していく大切さを教えてくれます。

国連広報センター所長の根本かおるさんは「ジェンダーバイアスは幼い頃から始まっていると思っています。遊びや色分けなど、男の子はこう、女の子はこう、という無意識の分け方に幼少期から触れていると、子どもたちもそうした基準をもってしまいます。何気なくみているアニメーションのなかで、それぞれに個性がある、あっていいのだということを感じられるのはとても大切なことです」と話しています。

第517話トラスティー・トランキーより

(第517話「トラスティー・トランキー」より) 

また同シリーズからトーマスがソドー島を離れて中国、インド、オーストラリアなど世界中の国々をめぐりはじめます。中国の機関車ヨンバオやインドの女の子機関車アシマなど、地域色豊かな新しい仲間たちとの関係を描くことで、SDGsの多くの目標に関わる「多様性の大切さ」が伝えられています。

親子で一緒に見て考えることができるアニメを通して、自然にわかりやすく、子ども達に伝えたいことを伝える。世界230以上の地域・67の言語で放送され世界中で愛されている「きかんしゃトーマス」は、その役目を果たせる最適な存在だったのです。

子どもの能力を伸ばす力も?楽しいだけじゃない「きかんしゃトーマス」の魅力

きかんしゃトーマスとなかまたち STEAMアドベンチャー

また、「きかんしゃトーマス」はSDGsに続き、STEAM教育をテーマにした取り組みも行っています。「STEAM教育」とは、これからのAI時代を生きる上で、科学(Science)、技術(Technology)、エンジニアリング(Engineering)、芸術(Art)、数学(Mathematics)等を総合的に学び、想像力、創造力をもって問題解決できる力を身につける教育のこと。
「おもちゃ王国(岡山)」(開催期間終了)や「グリーンランド(熊本)」(~2022年5月29日)で開催されている「STEAM アドベンチャー」というイベントでは、「東京学芸大こども未来研究所」の監修のもと、車輪を修理したり、歯車で荷物を運んだりして、楽しく考え、遊びながらSTEAM教育を体験することができます。

第339話パーシーはパーシーより

(第339話「パーシーはパーシー」より) 

また、「きかんしゃトーマス」のアニメを見ることが、子どもたちの非認知能力の向上に役立っているという研究結果もでています※。「非認知能力」とは自己肯定感や協調性、道徳性など数値では測りにくい力のこと。「生きていくために必要な力」とも言われていて、乳幼児期に育む大切さが注目されている力です。

たとえば「パーシーはパーシー」(第14シリーズ)のお話では、パーシーが憧れのゴードンの真似をして失敗してしまいます。でもその後、ゴードンやトップハムハット卿との関わりを通して「自分らしくありたい」「そうあるべきだ」と自分の在り方を考え直すようになります。このように仲間との関わりを通して自分らしさを考えたり、仲間たちと力を合わせて困難を乗り越えたりといったトーマスのアニメで扱われる多くのテーマが、非認知能力の自然な発達を期待させるものになっているそうです。
※東京学芸大こども未来研究所と株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツとの共同研究結果より


時代の流れに沿って進化を続ける「きかんしゃトーマス」。
改めて見てみると、新しい発見に出会えるかもしれませんよ!



(c)2022 Gullane (Thomas) Limited.

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きかんしゃトーマス公式ホームページ 知育・教育系コンテンツ

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