「台所に入らないで!」48歳で認知症になった母、叔母の家で急速に症状が進行し…(7)

#くらし   

叔母は母を見守る気はまったく無い

あの時間に戻りたいという気持ちは僕と同じだった


まだ包括支援センターもなく支援が充分ではない時代。頼れるのは身内だけ。
美齊津さんたちが身を寄せたのは「母のことを嫌っている叔母」の家でした。
叔母さんの家への引っ越しが、家族の生活を好転させるものであったならば良かったのですが…。幸せだったあの時に戻りたい、その気持ちが痛いほどよくわかりますね。

原案=美齊津康弘、漫画=吉田美紀子/『48歳で認知症になった母』(KADOKAWA)

【著者プロフィール】
原案:美齊津康弘
1973年福井県出身。防衛大学卒業後、実業団のアメリカンフットボール選手として活躍し、日本一となる。幼少期ヤングケアラーとして過ごした経験をきっかけに、選手引退後は介護の道へ進む。現在はケアマネジャーとして働きながら、自ら開発したWEBシステム「えんじょるの」を使って、買い物弱者問題の解決に取り組んでいる。ヤングケアラーの応援歌CD「Resilience(レジリエンス)」を制作。

漫画:吉田美紀子
山形県出身。20代からマンガ家として主に4コマ誌で活躍。セカンドキャリアで介護の仕事を始める。著作に「40代女性マンガ家が訪問介護ヘルパーになったら」(双葉社)、「消えていく家族の顔」(竹書房)があり、SNSでも発信をしている。

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