前の晩に下茹でをしておけば当日楽ちん! 「大根と豚バラの甘辛煮」/「おいしい!」が詰まった作り置きごはん(1)

#食   
作る前の日の晩に下ゆでだけして冷ましておくと、当日ラクちん

『離れて暮らす大切な家族に届ける作りおき実家便! 仕送りごはん』 1回【全10回】


3人の子どもの母である母熊(@rosso___)さんの提案するレシピは、Instagramで人気を博し多くのフォロワーを獲得しています。

母熊さんのレシピを参考に作り置きしておけば、おかずもごはんも、パンも麺もスープもぜ~んぶ冷凍でき、食べたいときにおいしく食べられるんです!

ごはんがすすむおかずや、たんぱく質も野菜もとれる満足ごはん、手軽だけどしっかりなパン&麺、ほっこり癒しの具だくさんスープなど、忙しい毎日に絶対役立つレシピをお届けします。

※本記事は母熊著の書籍『離れて暮らす大切な家族に届ける作りおき実家便! 仕送りごはん』から一部抜粋・編集しました


大根と豚バラの甘辛煮

母熊、実はかつては大根の煮物が苦手だったんです。大根特有の臭みが気になって。
でも、結婚して下ゆでしてから使うようになったらそれはもうおいしくて、衝撃を受けました!
だから、このレシピの下ゆではしてほしい!! 作る前の日の晩に下ゆでだけして冷ましておくと、当日ラクちんですよ。

◆材料(2人分)
大根…300g
豚バラ肉(薄切り)…100g
しめじ…1/4パック
ゆでいんげん…適量
しょうが…1片
だし汁…300ml
A
 酒…大さじ1
 みりん…大さじ1
 砂糖…大さじ2
しょうゆ…大さじ2

作り方
1 大根は食べやすい大きさに切る。鍋にたっぷりの水と大根を入れ火にかける。沸騰したら弱火にして15分ほど下ゆでする。

2 豚肉は3cm幅に切り、しめじは石づきを切り、ほぐしておく。しょうがは薄切りにする。

3 鍋にだし汁を沸騰させ、1と2、Aを加える。再び沸騰したらアクを取りながら5分ほど煮る。しょうゆを加えてさらに15分煮て火を止め、冷ましながら味を染み込ませる。

4 ゆでいんげんを添える。

【Freeze】
密閉保存容器に入れて汁ごと保存・冷凍することで豚肉のうまみと味がじんわり染みていきます。

【母熊's comment】
寒くなると義実家の畑に整列する、おびただしい数の大根たち。
地表に出ている大根のボディが凍る前に食べつくさなくては…!
豚バラと生姜で甘辛く煮付けると、家族みんなが喜ぶおかずになります。
煮物をたっぷり作っておくと、食卓がにぎやかになるのも助かります。
子どもの頃、大根の煮物が苦手だったのは、下茹でしていなかったから。
ひと手間で子どもにも食べやすく調味料も染みやすくなるので、下茹ではぜひに!

レシピを参考にするときは

・しょうが、にんにくの1片のめやすは、親指の第一関節くらいの大きさです。チューブを使用するときは3cmをめやすにしてください。
・材料のだし汁は、特に記載のない場合はかつお味の市販のだしパックを使用しています。
・野菜は水洗いし、作り方に表示がなければ皮をむき、種やヘタを取り除いて調理してください。
・火加減は、とくに記載のない場合は中火です。
・自宅でそのまま「作りおき」としたい場合は、冷蔵3日間、冷凍3週間が保存期限のめやすです。
・冷凍の保存期間はめやすです。季節や冷蔵庫の環境、ご家庭の保存状態などで傷み方は変わるため、食べる前によく確認してください。
・電子レンジを使用するときの加熱時間は、600Wを基準にしています。機種によって加熱具合に差があるため、食材の様子を見ながら使用する電子レンジに合わせて加熱時間を調節してください。

著=母熊/『離れて暮らす大切な家族に届ける作りおき実家便! 仕送りごはん』(KADOKAWA)

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