トレーニングデビュー後は狙った部位が使われたか筋肉痛チェックを/脚からやせる神トレ(13)

#美容・健康   
 トレーニングの翌日に痛むところ=筋肉が使われたところ

『予約のとれない女性専門トレーナーが教える 脚からやせる神トレ』13回【全15回】


ボディラインが気になる季節。ダイエットを始めた、という人も多いかもしれません。

特に脚は細くなりにくく、体重は減ったのに脚は変わらない、筋トレを頑張ったらかえって太くなった、なんてことも…。

そんな脚やせの悩みに寄り添ったレッスンで、なかなか予約が取れない人気トレーナーの石本哲郎さんは、「脚やせに間違った思い込みを持っている女性がたくさんいる」と言います。

大切なのは正しい筋トレフォームと知識。美脚をつくるルールやきたえるべき筋肉など、石本さんが教える女性の脚やせに必要な知識を紹介します。本気で脚やせを目指すなら、トレーニングを始める前に覚えておきたい事ばかりです。

※本記事は石本哲郎著の書籍『予約のとれない女性専門トレーナーが教える 脚からやせる神トレ』から一部抜粋・編集しました


脚の狙った部位を必ず細くする、本気の脚やせメソッドを解説!


神トレデビューの翌日は筋肉痛チェックを忘れない


基本的に筋肉痛は、筋肉に刺激が入ったところに起こります。と、いうことは……?

「トレーニングの翌日に痛むところ=筋肉が使われたところ」

神トレデビューの翌日は、狙った筋肉をきたえることができたかどうかを確認する絶好のチャンスなのです。

「神トレ」のおもなターゲットは、おしりと内もも。この部分に痛みがあるなら、脚やせに役立つトレーニングができた、ということです。

ただし最初のうちは、おしりと内ももに加え、別の部分にも筋肉痛が起こる人が少なくないはず。

それは、フォームに慣れていないうえ、おしりや内ももの筋肉が少ないために、本来はあまり使われないはずの筋肉にも負荷がかかってしまうからです。狙った筋肉以外が痛いのは、正しくないフォームで行っている種目がある、という可能性があります。

まじめに「神トレ」を続けていると筋肉痛が起こりにくくなるため、「筋肉痛チェック」がより有効なのはトレーニング開始から少しの間だけ。効率よくトレーニングを続けるために、初回は必ずどこが痛いのか確認しましょう。

ただし、筋肉痛のメカニズムはまだ完全に解明されていません。まれに初回からまったく起こらない人もいますし、実際はさほど刺激が入っていないのに筋肉痛を起こす人もいます。そのため、「神トレ」の後、「前ももにほんの少し筋肉痛があり、おしりや内ももにはそこそこの筋肉痛」といった場合には、許容範囲である可能性大です。

また、柔軟性がなさすぎる場合、筋肉痛以外の痛みが起こることもあります。たとえば前ももに痛みが起きる原因としては、前ももの筋肉を使ってしまったことのほか、前ももがかたすぎた可能性もあるのです。

体がかたい人は、きたえるべきではない部位のストレッチも行いましょう。

著=石本哲郎/「予約のとれない女性専門トレーナーが教える 脚からやせる神トレ」(KADOKAWA)

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